労働安全衛生総合研究所

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化学物質の管理が変わります !

化学物質への理解を高め自律的な管理を基本とする仕組みへ

法令改正情報や関連情報を掲載しています

お知らせ

化学物質情報管理研究センターが運営している「職場の化学物質管理総合サイト(プレリリース版)」は「ケミサポ」としてリニューアルオープンしました。
主に化学物質管理者として活躍される方向けに、この新たな化学物質規制の多くが施行される令和6年(2024年)4月1日までに、事業者が自律的化学物質管理を行うにあたって改めて確認すべきこと、準備を進めるべきことをお伝えします。
こちらをクリックしてご覧ください。

目次

職場の化学物質管理に関する業種別マニュアル等の紹介

各業種等で作成、公開をしているガイダンスやガイドライン等について紹介をしています。

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労働安全衛生規則第 592 条の8等で定める有害性等の掲示内容について

「労働安全衛生規則第 592 条の8等で定める有害性等の掲示内容について(令和5年3月29日付基発0329第32号)」に基づく、有害物の有害性等に関する掲示内容における「おそれのある疾病の種類」及び「疾病の症状」の記載例を掲載しています。
「おそれのある疾病の種類」及び「疾病の症状」の記載例(Excel)
(2024年2月22日:一部の内容が修正されたファイルに更新しました。詳細はエクセルファイル内の更新履歴をご確認ください。)

◆ 令和5年3月29日付基発0329第32号に基づき、令和5年10月時点の情報を基に整理した例示です。
◆ このリストは以下の情報を基に作成されています。
  1. 1)「疾病の種類」について
    • ア 労働基準法施行規則(昭和22年厚生省令第23号)別表第一の二に記載された疾病
    • イ 「じん肺」及びじん肺法施行規則第1条各号に掲げる合併症
    • ウ 特定石綿被害建設業務労働者等に対する給付金等の支給に関する法律第2条第2項各号に掲げる石綿関連疾病
    • エ 労働基準法施行規則別表第1の2第4号の規定に基づく厚生労働大臣が指定する単体たる化学物質及び化合物(合金を含む。)並びに厚生労働大臣が定める疾病(疾病告示)の表中欄に掲げる化学物質に応じ、それぞれ同表の下欄に定める症状又は障害のうち、同欄に定める臓器の障害
    • オ 日本産業規格Z7252(GHSに基づく化学品の分類方法)に定める方法により国が行う化学物質の危険性及び有害性の分類(GHS政府分類)の結果における有害性区分
  2. 2)「その症状」について
    • ア 疾病告示の表の中欄に掲げる化学物質に応じ、それぞれ同表の下欄に定める症状
    • イ 特殊健康診断の項目の自他覚症状
    • ウ 有機溶剤中毒予防規則の規定により掲示すべき事項の内容及び掲示方法を定める等の件(昭和47年労働省告示第123号。令和5年3月31日廃止)に記載されている症状
    • エ じん肺法施行規則様式第3号の自覚症状

なお、「疾病の種類」には、上記1)のア~オには記載のない疾病で特化則別表3及び施行通達の記載に由来する疾病名が、また「その症状」には、上記2)のア~エには記載のない症状で、上記1)オに基づきGHS分類の結果における有害性区分から類推された疾病に由来する症状が含まれています。
なお、「疾病」のうち一部(生殖毒性、全身毒性等)については、症状が不顕性であったりその把握が困難であることから、当該疾病に対応する「その症状」が例示されていない場合があります。

職場の化学物質管理に関する理解のためのマニュアル

令和4年5月31日公布 改正労働安全衛生法令について

職場の化学物質管理は「法令の準拠」から「自律的な管理」へ
改正省令「化学物質による労働災害防止のための新たな規制について(労働安全衛生規則等の一部を改正する省令 令和4年5月31日公布)」はこちら

職場における化学物質等の管理のあり方に関する検討会報告書の概要紹介
~ 化学物質への理解を高め自律的な管理を基本とする仕組みへ ~
(労働安全衛生法施行令改正に伴い労働安全衛生法に基づくラベル表示・SDS交付義務対象物質リスト(R03)(令和4年2月24日改正政令公布、令和6年4月1日施行)を更新)

動画による解説はこちら(YouTube JNIOSHチャンネル)



スライドダウンロード(PDF:26MB)



◆ 労働安全衛生法に基づくラベル表示・SDS交付の義務化対象物質リスト (R6.4 施行分) 
(2022.2.24更新)


労働安全衛生法に基づくラベル表示・SDS交付の義務化対象物質リスト(R6)ダウンロード(Excel)

 国によるGHS分類の結果、発がん性、生殖細胞変異原性、生殖毒性及び急性毒性のカテゴリーで区分1相当の有害性を有する物質として、労働安全衛生法に基づくラベル表示・SDS交付を義務化した対象物質リスト(令和6年4月1日施行)です。

  1. ※1 Noは、このリストの中で名称順に便宜的に付与したものであり、政令番号とは異なります。なお、SDSに政令番号を記載する義務はありません。
  2. ※2 CAS登録番号(CAS RN®)は参考として示したものです。構造異性体等が存在する場合には異なるCAS RN®が割り振られることがありますが、対象物質の当否の判断は物質名で行います。
  3. ※3 ラベル・SDSの裾切値は、平成27年8月3日付け基発0803第2号「労働安全衛生法施行令及び厚生労働省組織令の一部を改正する政令等の施行について(化学物質等の表示及び危険性又は有害性等の調査に係る規定等関係)(リンク先は厚生労働省)」の第3の2(2)に沿って設定したものです。
No 名称 英語名称 CAS RN® ラベル裾切値(重量%) SDS裾切値(重量%) 備考
1 アクリル酸2―(ジメチルアミノ)エチル 2-(dimethylamino)ethyl acrylate 2439-35-2 1 0.1
2 アザチオプリン azathioprine 446-86-6 0.1 0.1
3 アセタゾラミド(別名アセタゾールアミド) acetazolamide 59-66-5 0.3 0.1
4 アセトンチオセミカルバゾン acetone thiosemicarbazone 1752-30-3 1 1
5 アニリンとホルムアルデヒドの重縮合物 aniline, polymer with formaldehyde 25214-70-4 0.1 0.1
6 アフラトキシン aflatoxin 1402-68-2 0.1 0.1
7 2―アミノエタンチオール(別名システアミン) 2-aminoethanethiol (alias: cysteamine) 60-23-1 0.3 0.1
8 N―(2―アミノエチル)―2―アミノエタノール N-(2-aminoethyl)-2-aminoethanol 111-41-1 0.2 0.1
9 3―アミノ―N―エチルカルバゾール 3-amino-N-ethylcarbazol 132-32-1 0.1 0.1
10 (S)―2―アミノ―3―[4―[ビス(2―クロロエチル)アミノ]フェニル]プロパン酸(別名メルファラン) (S)-2-amino-3-{4-[bis(2-chloroethyl)amino]phenyl}propanoic acid (alias: melphalan) 148-82-3 0.1 0.1
11 2―アミノ―4―[ヒドロキシ(メチル)ホスホリル]ブタン酸及びそのアンモニウム塩 2-amino-4-[hydroxy(methyl)phosphoryl]butanoic acid and its ammonium salt 0.3 0.1
2―アミノ―4―[ヒドロキシ(メチル)ホスホリル]ブタン酸 2-amino-4-[hydroxy(methyl)phosphoryl]butanoic acid 51276-47-2
2―アミノ―4―[ヒドロキシ(メチル)ホスホリル]ブタン酸アンモニウム ammonium 2-amino-4-[hydroxy(methyl)phosphoryl]butyrate 77182-82-2
12 3―アミノ―1―プロペン 3-amino-1-propene 107-11-9 1 1
13 4―アミノ―1―ベータ―D―リボフラノシル―1,3,5―トリアジン―2(1H)―オン 4-amino-1-β-D-ribofuranosyl-1,3,5-triazin-2(1H)-one 320-67-2 0.1 0.1
14 4―アリル―1,2―ジメトキシベンゼン 4-allyl-1,2-dimethoxybenzene 93-15-2 0.1 0.1
15 17アルファ―アセチルオキシ―6―クロロ―プレグナ―4,6―ジエン―3,20―ジオン 17α-acetyloxy-6-chloro-pregna-4,6-diene-3,20-dione 302-22-7 0.3 0.1
16 アントラセン anthracene 120-12-7 0.1 0.1
17 イソシアン酸3,4―ジクロロフェニル 3,4-dichlorophenyl isocyanate 102-36-3 1 1
18 4,4′―イソプロピリデンジフェノール(別名ビスフェノールA) 4,4'-isopropylidenediphenol (alias: bisphenol A) 80-05-7 0.3 0.1
19 イブプロフェン ibuprofen 15687-27-1 0.3 0.1
20 ウラン uranium 7440-61-1 0.1 0.1
21 O―エチル―O―(2―イソプロポキシカルボニルフェニル)―N―イソプロピルチオホスホルアミド(別名イソフェンホス) O-ethyl-O-(2-isopropoxycarbonylphenyl)-N-isopropylthiophosphoramide (alias: isofenphos) 25311-71-1 1 0.1
22 O―エチル=S,S―ジプロピル=ホスホロジチオアート(別名エトプロホス) O-ethyl-S,S-dipropyl phosphorodithioate (alias: ethoprophos) 13194-48-4 0.1 0.1
23 N―エチル―N―ニトロソ尿素 N-ethyl-N-nitrosourea 759-73-9 0.1 0.1
24 1―エチルピロリジン―2―オン 1-ethylpyrrolidin-2-one 2687-91-4 0.3 0.1
25 5―エチル―5―フェニルバルビツル酸(別名フェノバルビタール) 5-ethyl-5-phenylbarbituric acid (alias: phenobarbital) 50-06-6 0.1 0.1
26 S―エチル=ヘキサヒドロ―1H―アゼピン―1―カルボチオアート(別名モリネート) S-ethyl hexahydro-1H-azepine-1-carbothioate (alias: molinate) 2212-67-1 0.3 0.1
27 (3S,4R)―3―エチル―4―[(1―メチル―1H―イミダゾール―5―イル)メチル]オキソラン―2―オン(別名ピロカルピン) (3S,4R)-3-ethyl-4-[(1-methyl-1H-imidazol-5-yl)methyl]oxolan-2-one (alias: pilocarpine) 92-13-7 1 1
28 O―エチル=S―1―メチルプロピル=(2―オキソ―3―チアゾリジニル)ホスホノチオアート(別名ホスチアゼート) O-ethyl S-1-methylpropyl (2-oxo-3-thiazolidinyl)phosphonothioate (alias: fosthiazate) 98886-44-3 0.3 0.1
29 エチレングリコールジエチルエーテル(別名1,2―ジエトキシエタン) ethylene glycol diethyl ether (alias: 1,2-diethoxyethane) 629-14-1 0.3 0.1
30 N,N′―エチレンビス(ジチオカルバミン酸)マンガン(別名マンネブ) manganese N,N'-ethylenebis(dithiocarbamate) (alias:maneb) 12427-38-2 0.3 0.1
31 エフェドリン ephedrine 299-42-3 0.3 0.1
32 塩化アクリロイル acryloyl chloride 814-68-6 1 1
33 塩基性フタル酸鉛 basic lead phthalate 57142-78-6 0.1 0.1
34 1,1′―オキシビス(2,3,4,5,6―ペンタブロモベンゼン)(別名デカブロモジフェニルエーテル) 1,1'-oxybis(2,3,4,5,6-pentabromobenzene) (alias:decabromodiphenyl ether) 1163-19-5 0.3 0.1
35 オキシラン―2―カルボキサミド oxirane-2-carboxamide 5694-00-8 0.1 0.1
36 オクタクロルテトラヒドロメタノフタラン octachlorotetrahydromethanofutarane 297-78-9 1 0.1
37 オクタブロモジフェニルエーテル octabromo diphenyl ether 32536-52-0 0.3 0.1 異性体あり
38 オクタメチルピロホスホルアミド(別名シュラーダン) octamethylpyrophosphoramide (alias: schradan) 152-16-9 1 1
39 オクチルアミン(別名モノオクチルアミン) octylamine (alias: monooctylamine) 111-86-4 1 1
40 過酢酸 peroxyacetic acid 79-21-0 1 1
41 キノリン及びその塩酸塩 quinoline and its hydrochloride 0.1 0.1
キノリン quinoline 91-22-5
キノリン塩酸塩 quinoline hydrochloride 530-64-3
42 2―クロロエタンスルホニル=クロリド 2-chloroethanesulfonyl chloride 1622-32-8 1 1
43 N―(2―クロロエチル)―N′―シクロヘキシル―N―ニトロソ尿素 N-(2-chloroethyl)-N'-cyclohexyl-N-nitrosourea 13010-47-4 0.1 0.1
44 N―(2―クロロエチル)―N―ニトロソ―N′―[(2R,3R,4S,5R)―3,4,5,6―テトラヒドロキシ―1―オキソヘキサン―2―イル]尿素 N-(2-chloroethyl)-N-nitroso-N'-[(2R,3R,4S,5R)-3,4,5,6-tetrahydroxy-1-oxohexan-2-yl]-urea 54749-90-5 0.1 0.1
45 N―(2―クロロエチル)―N′―(4―メチルシクロヘキシル)―N―ニトロソ尿素 N-(2-chloroethyl)-N'-(4-methylcyclohexyl)-N-nitrosourea 13909-09-6 0.1 0.1
46 2―クロロ―N―(エトキシメチル)―N―(2―エチル―6―メチルフェニル)アセトアミド 2-chloro-N-(ethoxymethyl)-N-(2-ethyl-6-methylphenyl)acetamide 34256-82-1 0.1 0.1
47 クロロぎ酸エチル(別名クロロ炭酸エチル) ethyl chloroformate 541-41-3 1 1
48 3―クロロ―N―(3―クロロ―5―トリフルオロメチル―2―ピリジル)―アルファ,アルファ,アルファ―トリフルオロ―2,6―ジニトロ―パラ―トルイジン(別名フルアジナム) 3-chloro-N-(3-chloro-5-trifluoromethyl-2-pyridyl)-α,α,α-trifluoro-2,6-dinitro-p-toluidine (alias: fluazinam) 79622-59-6 0.3 0.1
49 クロロ炭酸フェニルエステル phenyl chloroformate 1885-14-9 1 1
50 1―クロロ―4―(トリクロロメチル)ベンゼン 1-chloro-4-(trichloromethyl)-benzene 5216-25-1 0.1 0.1
51 クロロトリフルオロエタン(別名HCFC―133) chlorotrifluoroethane (alias: HCFC-133) 75-88-7 0.3 0.1
52 2―クロロニトロベンゼン 2-chloronitrobenzene 88-73-3 0.1 0.1
53 3―(6―クロロピリジン―3―イルメチル)―1,3―チアゾリジン―2―イリデンシアナミド(別名チアクロプリド) 3-(6-chloropyridin-3-ylmethyl)-1,3-thiazolidin-2-ylidenecyanamide (alias: thiacloprid) 111988-49-9 0.3 0.1
54 4―[4―(4―クロロフェニル)―4―ヒドロキシピペリジン―1―イル]―1―(4―フルオロフェニル)ブタン―1―オン(別名ハロペリドール) 4-[4-(4-chlorophenyl)-4-hydroxypiperidin-1-yl]-1-(4-fluorophenyl)butan-1-one (alias: haloperidol) 52-86-8 0.3 0.1
55 3―クロロ―1,2―プロパンジオール 3-chloro-1,2-propanediol 96-24-2 0.3 0.1
56 1―クロロ―2―メチル―1―プロペン(別名1―クロロイソブチレン) 1-chloro-2-methyl-1-propene (alias: 1-chloroisobutylene) 513-37-1 1 0.1
57 コレカルシフェロール(別名ビタミンD3) colecalciferol (alias: vitamin D3) 67-97-0 0.3 0.1
58 酢酸マンガン(Ⅱ) manganese(II) acetate 638-38-0 0.3 0.1
59 三塩化ほう素 trichloroborane 10294-34-5 0.3 0.1
60 ジアセトキシプロペン diacetoxypropene 869-29-4 1 1
61 (SP―4―2)―ジアンミンジクロリド白金(別名シスプラチン) (SP-4-2)-diamminedichlorideplatinum (alias: cisplatin) 15663-27-1 0.1 0.1
62 ジイソブチルアミン diisobutylamine 110-96-3 1 1
63 2,3:4,5―ジ―O―イソプロピリデン―1―O―スルファモイル―ベータ―D―フルクトピラノース 2,3:4,5-di-O-isopropylidene-1-O-sulfamoyl-β-D-fructopyranose 97240-79-4 0.3 0.1
64 ジイソプロピル―S―(エチルスルフィニルメチル)―ジチオホスフェイト diisopropyl-S-(ethylsulfinylmethyl)-dithiophosphate 5827-05-4 1 1
65 N,N―ジエチル亜硝酸アミド N,N-diethylnitrous amide 55-18-5 0.1 0.1
66 ジエチル―4―クロルフェニルメルカプトメチルジチオホスフェイト diethyl-4-chlorophenylmercaptomethyldithiophosphate 786-19-6 1 0.1
67 ジエチル―1―(2′,4′―ジクロルフェニル)―2―クロルビニルホスフェイト diethyl-1-(2',4'-dichlorophenyl)-2-chlorovinylphosphate 470-90-6 1 1
68 ジエチル―(1,3―ジチオシクロペンチリデン)―チオホスホルアミド diethyl-(1,3-dithiocyclopentylidene)-thiophosphoramide 333-29-9 1 1
69 ジエチルスチルベストロール(別名スチルベストロール) diethylstilbestrol (alias: stilbestrol) 56-53-1 0.1 0.1
70 ジエチルホスホロクロリドチオネート diethyl phosphochloridothionate 2524-04-1 1 1
71 ジエチレングリコールモノメチルエーテル(別名メチルカルビトール) diethylene glycol monomethyl ether (alias: methylcarbitol) 111-77-3 0.3 0.1
72 2―(1,3―ジオキソラン―2―イル)―フェニル―N―メチルカルバメート 2-(1,3-dioxolan-2-yl)-phenyl-N-methylcarbamate 6988-21-2 0.3 0.1
73 シクロスポリン ciclosporin 79217-60-0 0.1 0.1
74 シクロヘキシミド cicloheximide 66-81-9 0.3 0.1
75 シクロホスファミド及びその一水和物 cyclophosphamide and its monohydrate 0.1 0.1
シクロホスファミド cyclophosphamide 50-18-0
シクロホスファミド一水和物 cyclophosphamide monohydrate 6055-19-2
76 2,4―ジクロルフェニル4′―ニトロフェニルエーテル(別名NIP) 2,4-dichlorophenyl 4'-nitrophenyl ether (alias: NIP) 1836-75-5 0.3 0.1
77 4,4′―(2,2―ジクロロエタン―1,1―ジイル)ジ(クロロベンゼン) 4,4'-(2,2-dichloroethane-1,1-diyl)di(chlorobenzene) 72-54-8 0.1 0.1
78 ジクロロエチルホルマール dichloroethyl formal 111-91-1 1 1
79 4,4′―(2,2―ジクロロエテン―1,1―ジイル)ジ(クロロベンゼン) 4,4'-(2,2-dichloroethene-1,1-diyl)di(chlorobenzene) 72-55-9 0.1 0.1
80 1,4―ジクロロ―2―ニトロベンゼン 1,4-dichloro-2-nitrobenzene 89-61-2 0.1 0.1
81 2,4―ジクロロ―1―ニトロベンゼン 2,4-dichloro-1-nitrobenzene 611-06-3 0.1 0.1
82 2,2―ジクロロ―N―[2―ヒドロキシ―1―(ヒドロキシメチル)―2―(4―ニトロフェニル)エチル]アセトアミド(別名クロラムフェニコール) 2,2-dichloro-N-[2-hydroxy-1-(hydroxymethyl)-2-(4-nitrophenyl)ethyl]acetamide (alias: chloramphenicol) 56-75-7 0.1 0.1
83 (RS)―3―(3,5―ジクロロフェニル)―5―メチル―5―ビニル―1,3―オキサゾリジン―2,4―ジオン(別名ビンクロゾリン) (RS)-3-(3,5-dichlorophenyl)-5-methyl-5-vinyl-1,3-oxazolidine-2,4-dione (alias: vinclozolin) 50471-44-8 0.3 0.1
84 3―(3,4―ジクロロフェニル)―1―メトキシ―1―メチル尿素(別名リニュロン) 3-(3,4-dichlorophenyl)-1-methoxy-1-methylurea (alias: linuron) 330-55-2 0.3 0.1
85 (RS)―2―(2,4―ジクロロフェノキシ)プロピオン酸(別名ジクロルプロップ) (RS)-2-(2,4-dichlorophenoxy)propanoic acid (alias: dichlorprop) 120-36-5 0.3 0.1
86 ジシアノメタン(別名マロノニトリル) dicyanomethane (alias: malononitrile) 109-77-3 1 1
87 ジナトリウム=4―アミノ―3―[4′―(2,4―ジアミノフェニルアゾ)―1,1′―ビフェニル―4―イルアゾ]―5―ヒドロキシ―6―フェニルアゾ―2,7―ナフタレンジスルホナート(別名CIダイレクトブラック38) disodium 4-amino-3-[4'-(2,4-diaminophenylazo)-1,1'-biphenyl-4-ylazo]-5-hydroxy-6-phenylazo-2,7-naphthalenedisulfonate (alias: CI Direct Black 38) 1937-37-7 0.1 0.1
88 2,6―ジニトロトルエン 2,6-dinitrotoluene 606-20-2 0.1 0.1
89 2,4―ジニトロフェノール 2,4-dinitrophenol 51-28-5 1 0.1
90 2,4―ジニトロ―6―(1―メチルプロピル)―フェノール 2,4-dinitro-6-(1-methylpropyl)phenol 88-85-7 1 0.1
91 ジビニルスルホン(別名ビニルスルホン) divinyl sulfone (alias: vinyl sulfone) 77-77-0 1 1
92 2―ジフェニルアセチル―1,3―インダンジオン 2-(diphenylacetyl)indan-1,3-dione 82-66-6 1 1
93 5,5―ジフェニル―2,4―イミダゾリジンジオン 5,5-diphenyl-2,4-imidazolidinedione 57-41-0 0.1 0.1
94 ジプロピル―4―メチルチオフェニルホスフェイト dipropyl-4-methylthiophenylphosphate 7292-16-2 1 1
95 ジベンゾ[a,j]アクリジン dibenz[a,j]acridine 224-42-0 0.1 0.1
96 ジベンゾ[a,h]アントラセン(別名1,2:5,6―ジベンゾアントラセン) dibenz[a,h]anthracene (alias: 1,2:5,6-dibenzanthracene) 53-70-3 0.1 0.1
97 (4―[[4―(ジメチルアミノ)フェニル](フェニル)メチリデン]シクロヘキサ―2,5―ジエン―1―イリデン)(ジメチル)アンモニウム=クロリド(別名マラカイトグリーン塩酸塩) (4-{[4-(dimethylamino)phenyl](phenyl)methylidene}cyclohexa-2,5-dien-1-ylidene)(dimethyl)ammonium chloride (alias: malachite green chloride) 569-64-2 0.1 0.1
98 N,N―ジメチルエチルアミン N,N-dimethylethylamine 598-56-1 1 1
99 3,7―ジメチルキサンチン(別名テオブロミン) 3,7-dimethylxanthine (alias: theobromine) 83-67-0 0.3 0.1
100 N,N―ジメチルチオカルバミン酸S―4―フェノキシブチル(別名フェノチオカルブ) S-4-phenoxybutyl N,N-dimethylthiocarbamate (alias: fenothiocarb) 62850-32-2 0.3 0.1
101 O,O―ジメチル―チオホスホリル=クロリド O,O-dimethyl thiophosphoryl chloride 2524-03-0 1 1
102 1,1′―ジメチル―4,4′―ビピリジニウム塩 1,1'-dimethyl-4,4'-bipyridinium 4685-14-7 1 0.1 *1
103 (1R,3R)―2,2―ジメチル―3―(2―メチル―1―プロペニル)シクロプロパンカルボン酸(5―フェニルメチル―3―フラニル)メチル (5-(phenylmethyl)-3-furanyl)methyl (1R,3R)-2,2-dimethyl-3-(2-methyl-1-propenyl)cyclopropanecarboxylate 28434-01-7 0.3 0.1
104 1,2―ジメトキシエタン 1,2-dimethoxyethane 110-71-4 0.3 0.1
105 十三酸化八ほう素二ナトリウム四水和物 disodium octaborate tetrahydrate 12280-03-4 0.3 0.1
106 硝酸リチウム lithium nitrate 7790-69-4 0.3 0.1
107 L―セリル―L―バリル―L―セリル―L―グルタミル―L―イソロイシル―L―グルタミニル―L―ロイシル―L―メチオニル―L―ヒスチジル―L―アスパラギニル―L―ロイシルグリシル―L―リシル―L―ヒスチジル―L―ロイシル―L―アスパラギニル―L―セリル―L―メチオニル―L―グルタミル―L―アルギニル―L―バリル―L―グルタミル―L―トリプトフィル―L―ロイシル―L―アルギニル―L―リシル―L―リシル―L―ロイシル―L―グルタミニル―L―アスパルチル―L―バリル―L―ヒスチジル―L―アスパラギニル―L―フェニルアラニン(別名テリパラチド) L-seryl-L-valyl-L-seryl-L-glutamyl-L-isoleucyl-L-glutaminyl-L-leucyl-L-methionyl-L-histidyl-L-asparaginyl-L-leucylglycyl-L-lysyl-L-histidyl-L-leucyl-L-asparaginyl-L-seryl-L-methionyl-L-glutamyl-L-arginyl-L-valyl-L-glutamyl-L-tryptophyl-L-leucyl-L-arginyl-L-lysyl-L-lysyl-L-leucyl-L-glutaminyl-L-aspartyl-L-valyl-L-histidyl-L-asparaginyl-L-phenylalanine (alias: teriparatide) 52232-67-4 0.1 0.1
108 ダイオキシン類(塩素化ビフェニル(別名PCB)に該当するものを除く。) dioxins (except for PCBs) 0.3 0.1 *2
109 3―(4―ターシャリ―ブチルフェニル)―2―メチルプロパナール 3-(4-tert-butylphenyl)-2-methylpropanal 80-54-6 0.3 0.1
110 炭酸リチウム lithium carbonate 554-13-2 0.3 0.1
111 2―(1,3―チアゾール―4―イル)―1H―ベンゾイミダゾール 2-(1,3-thiazol-4-yl)-1H-benzoimidazole 148-79-8 0.3 0.1
112 2―チオキソ―3,5―ジメチルテトラヒドロ―2H―1,3,5―チアジアジン(別名ダゾメット) 2-thioxo-3,5-dimethyltetrahydro-2H-1,3,5-thiadiazine (alias: dazomet) 533-74-4 0.3 0.1
113 チオりん酸O,O―ジエチル―O―(2―ピラジニル)(別名チオナジン) O,O-diethyl O-2-pyrazinyl phosphorothioate (alias: thionazin) 297-97-2 1 1
114 デキストラン鉄 iron dextran 9004-66-4 0.1 0.1
115 1,2,3,4―テトラクロロベンゼン 1,2,3,4-tetrachlorobenzene 634-66-2 0.3 0.1
116 2,3,5,6―テトラフルオロ―4―メチルベンジル=(Z)―3―(2―クロロ―3,3,3―トリフルオロ―1―プロペニル)―2,2―ジメチルシクロプロパンカルボキシラート(別名テフルトリン) 2,3,5,6-tetrafluoro-4-methylbenzyl (Z)-3-(2-chloro-3,3,3-trifluoro-1-propenyl)-2,2-dimethylcyclopropanecarboxylate (alias: tefluthrin) 79538-32-2 1 1
117 テトラメチル尿素 tetramethylurea 632-22-4 0.3 0.1
118 (1′S―トランス)―7―クロロ―2′,4,6―トリメトキシ―6′―メチルスピロ[ベンゾフラン―2(3H),1′―シクロヘキサ―2′―エン]―3,4′―ジオン(別名グリセオフルビン) (1'S-trans)-7-chloro-2',4,6-trimethoxy-6'-methylspiro[benzofuran-2(3H),1'-cyclohex-2'-ene]-3,4'-dione (alias: griseofulvin) 126-07-8 0.1 0.1
119 トリウム=ビス(エタンジオアート) thorium bis(ethanedioato) 2040-52-0 0.1 0.1
120 トリエチレンチオホスホルアミド(別名チオテパ) triethylenethiophosphoramide (alias: thiotepa) 52-24-4 0.1 0.1
121 トリクロロアセトアルデヒド(別名クロラール) trichloroacetaldehyde (alias: chloral) 75-87-6 0.1 0.1
122 2,2,2―トリクロロ―1,1―エタンジオール(別名抱水クロラール) 2,2,2-trichloro-1,1-ethanediol (alias: chloral hydrate) 302-17-0 0.1 0.1
123 トリクロロ(フェニル)シラン trichloro(phenyl)silane 98-13-5 1 1
124 トリニトロレゾルシン鉛 2,4,6-trinitroresorcinol lead salt 15245-44-0 0.1 0.1
125 トリブチルアミン tributylamine 102-82-9 1 1 異性体あり
126 2,4,6―トリメチルアニリン(別名メシジン) 2,4,6-trimethylaniline (alias: mesidine) 88-05-1 1 1
127 1,3,7―トリメチルキサンチン(別名カフェイン) 1,3,7-trimethylxanthine (alias: caffeine) 58-08-2 0.3 0.1
128 1,1,1―トリメチロールプロパントリアクリル酸エステル 1,1,1-trimethylolpropane triacrylate 15625-89-5 0.3 0.1
129 5―[(3,4,5―トリメトキシフェニル)メチル]ピリミジン―2,4―ジアミン 5-[(3,4,5-trimethoxyphenyl)methyl]pyrimidine-2,4-diamine 738-70-5 0.3 0.1
130 ナトリウム=2―プロピルペンタノアート sodium 2-propylpentanoate 1069-66-5 0.3 0.1
131 ナフタレン―1,4―ジオン naphthalene-1,4-dione 130-15-4 1 1
132 二酢酸ジオキシドウラン(Ⅵ)及びその二水和物 bis(acetato)dioxidouranium and its dihydrate 0.1 0.1
二酢酸ジオキシドウラン(Ⅵ) bis(acetato)dioxidouranium 541-09-3
二酢酸ジオキシドウラン(Ⅵ)二水和物 bis(acetato)dioxidouranium dihydrate 6159-44-0
133 二硝酸ジオキシドウラン(Ⅵ)六水和物 bis(nitrato)dioxidouranium hexahydrate 13520-83-7 0.1 0.1
134 6―ニトロクリセン 6-nitrochrysene 7496-02-8 0.1 0.1
135 N―ニトロソフェニルヒドロキシルアミンアンモニウム塩 N-nitrosophenylhydroxylamine ammonium salt 135-20-6 0.1 0.1
136 1―ニトロピレン 1-nitropyrene 5522-43-0 0.1 0.1
137 1―(4―ニトロフェニル)―3―(3―ピリジルメチル)ウレア 1-(4-nitrophenyl)-3-(3-pyridylmethyl)urea 53558-25-1 1 1
138 二ナトリウム=エタン―1,2―ジイルジカルバモジチオアート disodium ethane-1,2-diyldicarbamodithioate 142-59-6 0.3 0.1
139 発煙硫酸 fuming sulfuric acid 8014-95-7 0.1 0.1
140 パラ―エトキシアセトアニリド(別名フェナセチン) p-ethoxyacetanilide (alias: phenacetin) 62-44-2 0.1 0.1
141 パラ―クロロ―アルファ,アルファ,アルファ―トリフルオロトルエン p-chloro-α,α,α-trifluorotoluene 98-56-6 0.1 0.1
142 パラ―クロロトルエン p-chlorotoluene 106-43-4 0.3 0.1
143 パラ―ターシャリ―ブチル安息香酸 p-tert-butylbenzoic acid 98-73-7 0.3 0.1
144 パラ―ニトロ安息香酸 p-nitrobenzoic acid 62-23-7 0.3 0.1
145 パラ―メトキシニトロベンゼン p-methoxynitrobenzene 100-17-4 0.1 0.1
146 2,2′―ビオキシラン 2,2'-bioxirane 1464-53-5 0.1 0.1
147 4―[4―[ビス(2―クロロエチル)アミノ]フェニル]ブタン酸 4-{4-[bis(2-chloroethyl)amino]phenyl}butanoic acid 305-03-3 0.1 0.1
148 N,N―ビス(2―クロロエチル)―2―ナフチルアミン N,N-bis(2-chloroethyl)-2-naphthylamine 494-03-1 0.1 0.1
149 N,N′―ビス(2―クロロエチル)―N―ニトロソ尿素 N,N'-bis(2-chloroethyl)-N-nitrosourea 154-93-8 0.1 0.1
150 ビス(2―クロロエチル)メチルアミン(別名HN2) bis(2-chloroethyl)methylamine (alias: HN2) 51-75-2 0.1 0.1
151 ビス(3,4―ジクロロフェニル)ジアゼン bis(3,4-dichlorophenyl)diazene 14047-09-7 0.1 0.1
152 2,2―ビス(4′―ハイドロキシ―3′,5′―ジブロモフェニル)プロパン 2,2-bis(4'-hydroxy-3',5'-dibromophenyl)propane 79-94-7 0.1 0.1
153 5,8―ビス[2―(2―ヒドロキシエチルアミノ)エチルアミノ]―1,4―アントラキノンジオール=二塩酸塩 5,8-bis[2-(2-hydroxyethylamino)ethylamino]-1,4-anthraquinonediol dihydrochloride 70476-82-3 0.3 0.1
154 3,3―ビス(4―ヒドロキシフェニル)―1,3―ジヒドロイソベンゾフラン―1―オン(別名フェノールフタレイン) 3,3-bis(4-hydroxyphenyl)-1,3-dihydroisobenzofuran-1-one (alias: phenolphthalein) 77-09-8 0.3 0.1
155 S,S―ビス(1―メチルプロピル)=O―エチル=ホスホロジチオアート(別名カズサホス) S,S-bis(1-methylpropyl) O-ethyl phosphorodithioate (alias: cadusafos) 95465-99-9 1 0.1
156 ヒドラジンチオカルボヒドラジド hydrazine thiocarbohydrazide 2231-57-4 1 1
157 2―ヒドロキシアセトニトリル 2-hydroxyacetonitrile 107-16-4 1 1
158 3―ヒドロキシ―1,3,5(10)―エストラトリエン―17―オン(別名エストロン) 3-hydroxy-1,3,5(10)-estratrien-17-one (alias: estrone) 53-16-7 0.1 0.1
159 8―ヒドロキシキノリン(別名8―キノリノール) 8-hydroxyquinoline (alias: 8-quinolinol) 148-24-3 0.3 0.1
160 (5S,5aR,8aR,9R)―9―(4―ヒドロキシ―3,5―ジメトキシフェニル)―8―オキソ―5,5a,6,8,8a,9―ヘキサヒドロフロ[3′,4′:6,7]ナフト[2,3―d][1,3]ジオキソール―5―イル=4,6―O―[(R)―エチリデン]―ベータ―D―グルコピラノシド(別名エトポシド) (5S,5aR,8aR,9R)-9-(4-hydroxy-3,5-dimethoxyphenyl)-8-oxo-5,5a,6,8,8a,9-hexahydrofuro[3',4':6,7]naphtho[2,3-d][1,3]dioxol-5-yl 4,6-O-[(R)-ethylidene]-β-D-glucopyranoside (alias: etoposide) 33419-42-0 0.1 0.1
161 (5S,5aR,8aR,9R)―9―(4―ヒドロキシ―3,5―ジメトキシフェニル)―8―オキソ―5,5a,6,8,8a,9―ヘキサヒドロフロ[3′,4′:6,7]ナフト[2,3―d][1,3]ジオキソール―5―イル=4,6―O―[(R)―2―チエニルメチリデン]―ベータ―D―グルコピラノシド(別名テニポシド) (5S,5aR,8aR,9R)-9-(4-hydroxy-3,5-dimethoxyphenyl)-8-oxo-5,5a,6,8,8a,9-hexahydrofuro[3',4':6,7]naphtho[2,3-d][1,3]dioxol-5-yl 4,6-O-[(R)-2-thienylmethylidene]-β-D-glucopyranoside (alias: teniposide) 29767-20-2 0.1 0.1
162 N―(ヒドロキシメチル)アクリルアミド N-(hydroxymethyl)acrylamide 924-42-5 0.3 0.1
163 4―ビニルピリジン 4-vinylpyridine 100-43-6 1 0.1
164 フィゾスチグミン(別名エセリン) physostigmine (alias: eserine) 57-47-6 1 1
165 フェニルアセトニトリル(別名シアン化ベンジル) phenylacetonitrile (alias: benzyl cyanide) 140-29-4 1 1
166 2―(フェニルパラクロルフェニルアセチル)―1,3―インダンジオン 2-(phenyl-p-chlorophenylacetyl)-1,3-indanedione 3691-35-8 0.3 0.1
167 フタル酸ジイソブチル diisobutyl phthalate 84-69-5 0.3 0.1
168 フタル酸ジシクロヘキシル dicyclohexyl phthalate 84-61-7 0.3 0.1
169 フタル酸ジヘキシル dihexyl phthalate 84-75-3 0.3 0.1 異性体あり
フタル酸ジイソヘキシル diisohexyl phthalate 71850-09-4
フタル酸ジヘキシル(直鎖及び分枝) di(branched and linear hexyl) phthalate 68515-50-4
170 フタル酸ジペンチル dipentyl phthalate 131-18-0 0.3 0.1 異性体あり
171 フタル酸ノルマル―ブチル=ベンジル n-butyl benzyl phthalate 85-68-7 0.3 0.1
172 ブタン―1,4―ジイル=ジメタンスルホナート butan-1,4-diyl dimethanesulfonate 55-98-1 0.1 0.1
173 ブチルイソシアネート butyl isocyanate 111-36-4 1 0.1 異性体あり
174 ブチルリチウム butyllithium 109-72-8 0.3 0.1 異性体あり
175 弗素エデン( セン ) fluoro-edenite 0.1 0.1
176 5―フルオロウラシル 5-fluorouracil 51-21-8 0.3 0.1
177 プロパンニトリル(別名プロピオノニトリル) propanenitrile (alias: propiononitrile) 107-12-0 0.3 0.1
178 2―プロピル吉草酸 2-propylvaleric acid 99-66-1 0.3 0.1
179 N,N′―プロピレンビス(ジチオカルバミン酸)と亜鉛の重合物(別名プロピネブ) polymer of N,N'-propylenebis(dithiocarbamic acid)and zinc (alias: propineb) 12071-83-9 0.1 0.1
180 ブロムアセトン bromoacetone 598-31-2 1 1
181 ブロモジクロロ酢酸 bromo(dichloro)acetic acid 71133-14-7 0.1 0.1
182 ヘキサブロモシクロドデカン hexabromocyclododecane 25637-99-4 0.3 0.1 異性体あり
183 ヘキサメチルパラローズアニリンクロリド(別名クリスタルバイオレット) hexamethylpararosaniline chloride (alias: crystal violet) 548-62-9 0.1 0.1
184 ペルフルオロ(オクタン―1―スルホン酸)(別名PFOS) perfluoro(octane-1-sulfonic acid) (alias: PFOS) 1763-23-1 0.3 0.1
185 ペルフルオロノナン酸 perfluorononanoic acid 375-95-1 0.3 0.1 異性体あり
186 ペンタカルボニル鉄 iron pentacarbonyl 13463-40-6 1 1
187 ほう酸アンモニウム ammonium borate 12007-89-5 0.3 0.1
188 ポリ[グアニジン―N,N′―ジイルヘキサン―1,6―ジイルイミノ(イミノメチレン)]塩酸塩 poly[guanidine-N-N'-diylhexane-1,6-diylimino(iminomethylene)] hydrochloride 27083-27-8 1 0.1
189 メタクリル酸2―イソシアナトエチル 2-isocyanatoethyl methacrylate 30674-80-7 1 1
190 メタクリル酸2,3―エポキシプロピル 2,3-epoxypropyl methacrylate 106-91-2 0.1 0.1
191 メタクリル酸クロリド methacryloyl chloride 920-46-7 1 1
192 メタクリル酸2―(ジエチルアミノ)エチル 2-(diethylamino)ethyl methacrylate 105-16-8 0.3 0.1
193 メタバナジン酸アンモニウム ammonium metavanadate 7803-55-6 0.1 0.1
194 メタンスルホニル=クロリド methanesulfonyl chloride 124-63-0 1 1
195 メタンスルホニル=フルオリド methanesulfonyl fluoride 558-25-8 1 1
196 メチル=イソチオシアネート methyl isothiocyanate 556-61-6 1 1
197 メチルイソプロペニルケトン methyl isopropenyl ketone 814-78-8 1 1
198 メチル=カルボノクロリダート methyl carbonochloridate 79-22-1 1 1
199 メチル=3―クロロ―5―(4,6―ジメトキシ―2―ピリミジニルカルバモイルスルファモイル)―1―メチルピラゾール―4―カルボキシラート(別名ハロスルフロンメチル) methyl 3-chloro-5-(4,6-dimethoxy-2-pyrimidinylcarbamoylsulfamoyl)-1-methylpyrazole-4-carboxylate (alias: halosulfuron-methyl) 100784-20-1 0.3 0.1
200 N―メチルジチオカルバミン酸(別名カーバム) N-methyldithiocarbamic acid (alias: carbam) 144-54-7 0.3 0.1
201 メチル―N′,N′―ジメチル―N―[(メチルカルバモイル)オキシ]―1―チオオキサムイミデート(別名オキサミル) methyl-N',N'-dimethyl-N-[(methylcarbamoyl)oxy]-1-thiooxamimidate (alias: oxamyl) 23135-22-0 1 0.1
202 N―メチル―N―ニトロソ尿素 N-methyl-N-nitrosourea 684-93-5 0.1 0.1
203 N―メチル―N′―ニトロ―N―ニトロソグアニジン N-methyl-N'-nitro-N-nitrosoguanidine 70-25-7 0.1 0.1
204 3―(1―メチル―2―ピロリジニル)ピリジン硫酸塩(別名ニコチン硫酸塩) 3-(1-methyl-2-pyrrolidinyl)pyridine sulphate (alias: nicotine sulphate) 65-30-5 1 0.1
205 3―メチル―1―(プロパン―2―イル)―1H―ピラゾール―5―イル=ジメチルカルバマート 3-methyl-1-(propan-2-yl)-1H-pyrazol-5-yl dimethylcarbamate 119-38-0 1 1
206 メチル―(4―ブロム―2,5―ジクロルフェニル)―チオノベンゼンホスホネイト methyl-(4-bromo-2,5-dichlorophenyl)- thionobenzenephosphonate 21609-90-5 0.3 0.1
207 メチル=ベンゾイミダゾール―2―イルカルバマート(別名カルベンダジム) methyl benzimidazole-2-yl-carbamate (alias: carbendazim) 10605-21-7 0.1 0.1
208 メチルホスホン酸ジクロリド methylphosphonoyl dichloride 676-97-1 1 1
209 メチルホスホン酸ジメチル dimethyl methylphosphonate 756-79-6 0.1 0.1
210 N―メチルホルムアミド N-methylformamide 123-39-7 0.3 0.1
211 2―メチル―1―[4―(メチルチオ)フェニル]―2―モルホリノ―1―プロパノン 2-methyl-1-[4-(methylthio)phenyl]-2-morpholino-1-propanone 71868-10-5 0.3 0.1
212 7―メチル―3―メチレン―1,6―オクタジエン 7-methyl-3-methylene-1,6-octadiene 123-35-3 0.3 0.1
213 4,4′―メチレンビス(N,N―ジメチルアニリン) 4,4'-methylene bis(N,N'-dimethylaniline) 101-61-1 0.1 0.1
214 メチレンビスチオシアネート methylene bisthiocyanate 6317-18-6 1 0.1
215 4,4′―メチレンビス(2―メチルシクロヘキサンアミン) 4,4'-methylenebis(2-methylcyclohexanamine) 6864-37-5 1 1
216 メトキシ酢酸 methoxyacetic acid 625-45-6 0.3 0.1
217 4―メトキシ―7H―フロ[3,2―g][1]ベンゾピラン―7―オン 4-methoxy-7H-furo[3,2-g][1]benzopyran-7-one 484-20-8 0.1 0.1
218 9―メトキシ―7H―フロ[3,2―g][1]ベンゾピラン―7―オン 9-methoxy-7H-furo[3,2-g][1]benzopyran-7-one 298-81-7 0.1 0.1
219 4―メトキシベンゼン―1,3―ジアミン硫酸塩 4-methoxybenzene-1,3-diamine monosulfate 39156-41-7 0.1 0.1
220 6―メルカプトプリン 6-mercaptopurine 50-44-2 0.1 0.1
221 2―メルカプトベンゾチアゾール 2-mercaptobenzothiazole 149-30-4 0.1 0.1
222 モノフルオール酢酸 monofluoroacetic acid 144-49-0 1 1
223 モノフルオール酢酸アミド monofluoroacetamide 640-19-7 1 0.1
224 モノフルオール酢酸パラブロムアニリド monofluoroaceto-p-bromoanilide 351-05-3 1 1
225 四ナトリウム=6,6′―[(3,3′―ジメトキシ[1,1′―ビフェニル]―4,4′―ジイル)ビス(ジアゼニル)]ビス(4―アミノ―5―ヒドロキシナフタレン―1,3―ジスルホナート) tetrasodium 6,6'-[(3,3'-dimethoxy[1,1'-biphenyl]-4,4'-diyl)bis(diazenyl)]bis(4-amino-5-hydroxynaphthalene-1,3-disulfonate) 2610-05-1 0.1 0.1
226 四ナトリウム=6,6′―[([1,1′―ビフェニル]―4,4′―ジイル)ビス(ジアゼニル)]ビス(4―アミノ―5―ヒドロキシナフタレン―2,7―ジスルホナート) tetrasodium 6,6'-[([1,1'-biphenyl]-4,4'-diyl)bis(diazenyl)]bis(4-amino-5-hydroxynaphthalene-2,7-disulfonate) 2602-46-2 0.1 0.1
227 ラクトニトリル(別名アセトアルデヒドシアンヒドリン) lactonitrile (alias: acetaldehydecyanohydrin) 78-97-7 1 1
228 ラサロシド lasalocid 11054-70-9 0.3 0.1
229 リチウム=ビス(トリフルオロメタンスルホン)イミド lithium bis(trifluoromethanesulfon)imide 90076-65-6 0.3 0.1
230 硫化カリウム dipotassium sulphide 1312-73-8 1 1
231 りん酸トリス(2―クロロエチル) tris(2-chloroethyl) phosphate 115-96-8 0.3 0.1
232 りん酸トリス(ジメチルフェニル) tris(dimethylphenyl) phosphate 25155-23-1 0.3 0.1
233 りん酸トリトリル tritolyl phosphate 1330-78-5 0.3 0.1 *3
234 りん酸トリメチル trimethyl phosphate 512-56-1 0.1 0.1
  1. *1 1,1′―ジメチル―4,4′―ビピリジニウム塩のうち、1,1′―ジメチル―4,4′―ビピリジニウム=ジクロリド(別名パラコート)及び1,1′―ジメチル―4,4′―ビピリジニウム二メタンスルホン酸塩の裾切値は、現行規定どおり表示1%、通知1%
  2. *2 ダイオキシン類のうち、労働安全衛生法施行令別表第3第1号第一類物質の「塩素化ビフェニル(別名PCB)」に該当する「コプラナーポリ塩化ビフェニル」を除いたもの。ダイオキシン類(塩素化ビフェニル(別名PCB)に該当するものを除く。)のうち、2,3,7,8―テトラクロロジベンゾ―1,4―ジオキシンの裾切値は、現行規定どおり表示0.1%、通知0.1%
  3. *3 りん酸トリトリルのうち、りん酸トリ(オルト―トリル)の裾切値は、現行規定どおり表示1%、通知1%
CAS Registry Numbers have not been verified by CAS and may be inaccurate.

◆ 労働安全衛生法に基づくラベル表示・SDS交付の義務化対象物質リスト(R7.4施行分、R8.4施行分)(2023.11.9更新)


労働安全衛生法に基づくラベル表示・SDS交付の義務化対象物質リスト(R7、R8)ダウンロード(Excel)

(注1)令和5年11月9日 労働安全衛生法施行令第18条第3号及び第18条の2第3号の規定に基づき厚生労働大臣の定める基準(令和5年厚生労働省告示第304号)の公布に伴いリストを更新しました。

(注2)このExcelファイルには、
■令和7年4月1日施行分
■令和8年4月1日施行分
の2つのシートがありますのでご注意ください。

(注3)令和7年4月1日施行分のシートに記載されている物質には、令和7年3月31日以前からラベル表示・SDS交付等の義務対象物質となっているものが含まれます。

◆化学物質の管理が大きく変わろうとしています

 労働者が職場で健康を損ねることなく安全に働くことができるように、労働安全衛生法でさまざまな規制が定められています。
 このうち、化学物質の規制が大きく変わろうとしています。
 ここではその見直しを提案した「職場における化学物質等の管理のあり方に関する検討会—報告書」の概要を紹介します。
 この報告書は、政府、労働組合関係者、経営者団体関係者、学会等の専門家による2年間にわたる検討の結果が取りまとめられたものです。


◆自律管理型への転換の、背景と提言

 この検討会が開催された背景として、

  1. ① 日本の化学物質管理は「法令準拠型」すなわち限られた特定の物質や作業に対する規制を守ることで行われてきた
  2. ② 一方、工場等で日常的に使われている物質は数万に上り、その用途もさまざまである
  3. ③ 労働災害の多くは規制されていない物質により発生しており、この中にはがんのような重い健康障害も含まれる
  4. ④ 規模の小さい事業場での災害発生が多い
  5. ⑤ 物質の危険性・有害性情報を伝達する制度の対象が限定的

 などがあります。
 このような現状から日本でも欧米のような「自律管理型」の化学物質管理の必要性が言われるようになりました。
 「自律管理型」とは基本的な枠組みと達成すべき指標だけを示し、具体的な管理手法は事業者が選択・決定するという事を意味します。
 これを実現するために報告書では以下のことを提言しています。

  1. ① 化学物質の危険性・有害性に関する情報伝達を強化する
  2. ② 危険性有害性情報に基づいたリスクアセスメントの実施と対策を基本とする
  3. ③ 化学物質の自律的な管理のための実施体制を確立する
  4. ④ 小規模事業場支援を幅広く行う

◆現在の化学物質規制の仕組み(特化則等による個別具体的規制を中心とする規制)

 これが現在の化学物質規制のイメージです。

 一番上の8物質は有害性が極めて高く、製造・使用等が禁止される物質。  その下の123物質はがんなどの重い健康障害を防止するために、作業環境測定、健康診断、局所排気装置の設置などが義務づけられる物質です。
 この123物質も含んだ674物質には容器へのラベル表示・SDS/安全データシートの交付により危険性有害性情報が伝達され、この情報に基づくリスクアセスメントの実施が義務づけられます。
 一方、このような義務づけを嫌って、危険性・有害性の確認・評価を十分にせずに義務のかからない物質に代替し、対策不十分なまま使うようなこともあり、近年の調査では化学物質による労働災害の8割は、具体的な措置義務がかかっていない物質で起きています。


◆化学物質規制体系の見直し(自律的な管理を基軸とする規制への移行)

 「自律的管理」においては、危険性・有害性に関する情報が確実に伝達される必要があります。
 そこで国が危険性・有害性分類(GHS分類)を行い、危険性・有害性が確認された全ての物質を対象として、譲渡・提供時に、ラベル表示やSDS交付によって危険性・有害性の情報を伝達することを義務づけ、伝達された情報に基づいてリスクアセスメントを実施し、労働者が吸入する濃度が国が定める管理基準を超えないようにすることが義務づけられます。

 このような「自律的な管理」を5年後までに定着させることを目標としており、現行の特化則及び有機則等に含まれる対象物質も「自律的な管理」で管理できる環境が整ったら、これらの規則は廃止し、「自律的な管理」に一本化します。


◆見直し後の化学物質規制の仕組み(自律的な管理を基軸とする規制)

 「自律的な管理」に必要な危険性・有害性情報の伝達強化に伴って、対象物質(※)が大幅に拡大します。
 (※対象となる物質は、国によるGHSに基づく危険性・有害性の分類の結果、危険性・有害性の区分がある全ての物質です。
 GHS分類済みの物質の一覧はNITEの「政府によるGHS分類結果」のページで確認できます)
 そして、国が定めた管理基準を達成する手段は、例えば、

  1. ① 有害性の低い物質への変更
  2. ② 密閉化・換気装置設置等
  3. ③ 作業手順の改善等
  4. ④ 有効な呼吸用保護具の使用

 などの中から、有害性情報に基づくリスクアセスメントの結果を踏まえて事業者が選ぶことができます。

 赤枠オレンジ色の背景部分について説明します。
 国のGHS分類により危険性・有害性が確認された全ての物質は、ラベル表示・SDS交付及びリスクアセスメントが義務づけられますが、ばく露濃度の管理基準が設定されるのは一部の物質だけなので、ばく露濃度を国が定める管理基準以下とする義務がかかる物質と、ばく露濃度をなるべく低くする措置を講じる義務がかかる物質に分かれます。
 さらに、皮膚から吸収される物質や皮膚につくと薬傷などを引き起こす物質も管理の対象となります。


◆国によるGHS分類およびラベル表示等の義務化スケジュール

 これまでに約3100物質がGHS分類され公表されていますが、表の上段にあるように、国によるGHS分類は毎年50~100物質のペースで今後も続き、これらは順次ラベル表示・SDS交付が義務化されます。
 既に分類され、まだラベル表示・SDS交付の義務化がされていない物質は、表の中段のスケジュールで順次義務化される予定です。
 さらに下段には、ばく露濃度の管理基準が設定されるスケジュールを示しています。
 上図で令和3年度に追加対象となっている物質の一覧については、本ページ上部(クリックでジャンプします)に掲載していますのでご確認ください。また本ページには、令和4年度、令和5年度に追加が検討されている候補物質についても掲載しています。


◆化学物質の自律的な管理のための実施体制の確立

 この表は「自律的な管理」を実行する体制と必要な教育について示しています。
 化学物質を使う全ての事業場に化学物質管理者の選任が義務づけられ、その役割は

 など化学物質管理の全般にわたります。
 また、保護具着用管理責任者は、ばく露防止対策として保護具を使う化学物質取扱い事業場には選任義務があります。
 化学物質管理の教育は、職長や一般作業者にも拡大されます。
 また、小規模事業場からの相談に応じる専門家を確保育成し、中小企業向けの相談・支援体制の整備も順次具体化されていきます。

◆おわりに

 以上が「職場における化学物質等の管理のあり方に関する検討会」の報告書の概要の紹介となります。
 さらなる詳細については厚生労働省がプレスリリースしている報告書をぜひご覧ください。
 そして化学物質による労働災害により苦しむ労働者をなくすために、化学物質への理解を高め自律的な管理を基本とする仕組みへと転換するにあたり、わたしたち化学物質情報管理研究センターは、皆様への情報発信を今後も行っていきます。
 よろしくお願いいたします。


◆参考資料(リンク先は厚生労働省)

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