査察室
有害性試験研究領域が実施する試験の結果は、化学物質を扱う労働者の健康障害予防に直結する重要な情報です。また一部の試験結果は、厚生労働省が労働安全衛生法令上の規制に活用することが想定されています。そのため、労働安全衛生総合研究所は有害性試験研究領域が実施する試験およびその結果が社会に対して十分な信頼を得ることができるものにする必要があります。そのために、国際社会において確立された試験手順を使用し、その実施に当たって第三者による認証を受ける予定です。
これらに加え、有害性試験研究領域の外に所長直轄の組織である査察室を設け、労働安全衛生総合研究所としても自主的に常時、試験の実施過程が適正であることを確認する仕組みを用意しています。
研究員一覧
氏名 | 専門分野 | 詳細 (外部サイト) |
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査察室長 | 大谷 勝己 | 職業ばく露と生殖毒性学 | ![]() |
(併任) | 加納 浩和 | ||
(併任) | 小林 健一 | 生殖発生毒性学、実験動物学、先天異常学 | ![]() |