労働安全衛生総合研究所

労働者放射線障害防止研究センター

 労働者放射線障害防止研究センターは、原子力関連産業をはじめ、医療、非破壊検査、諸測定、さらに原子力事故由来廃棄物等の処分まで、電離放射線に被ばくする全ての職業に就く労働者の放射線障害の防止に関する調査研究を行います。研究の内容は、関連業務に就業する労働者の健康実態調査はもとより、被ばくの実態、放射線作業現場における環境実態調査等を含みます。現在取り組んでいる中心テーマは、福島における原子力発電所爆発事故直後に、対応作業に従事した「緊急作業者」の生涯にわたる疫学調査を軌道に乗せることに精力を傾注しています。この研究は、安衛研を中心とした、広島、長崎の原爆被爆者を対象にした疫学調査を行っている放射線影響研究所をはじめ、量子科学技術研究開発機構、大阪大学、産業医科大学、金沢医科大学、自治医科大学、広島大学、日本原子力研究開発機構、星総合病院等との共同研究です。この調査を進めるとともに、上記の研究テーマに順次取り掛かる予定です。

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(外部サイト)
センター長 大久保 利晃 職業疫学、放射線影響、産業保健 大久保利晃詳細

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