労働安全衛生総合研究所

有害性評価研究部

 有害性評価研究部は、産業現場で発生した様々な中毒性疾病(職業性がん等)の病因や発生メカニズムの解明を使命とし、培養細胞や動物を用いた実験系によりその検証にあたります。また、中毒性疾病の発生を予防するために、健康影響が懸念される化学物質等の有害性についての評価及び性・年齢・遺伝的素因等の個人的要因が職業性疾病の発症に与える影響の研究に加えて、有害性に関する新しい評価方法やモデルの開発にも取り組んでいます。さらには、中毒性疾病を早期発見し生体影響を評価するために有効な指標や、有害物質へのばく露の程度を知るための体内指標を見出す研究も行っています。最近の主要な研究テーマには化学物質の遺伝子損傷・発がん性、粒子状物質による呼吸器系障害、金属類による免疫性疾患、化学物質の経皮吸収や遺伝毒性評価モデルの開発等が含まれます。


有害性評価研究部

研究員一覧

氏名 専門分野 詳細
(外部サイト)
部長(併任) 中野真規子 中野真規子詳細
部長代理 豊岡 達士 分子毒性学, 遺伝毒性学, 分子発癌学, 光生物・光毒性学, 環境毒性学, 放射線生物学 豊岡達士詳細
小林 健一 生殖発生毒性、内分泌生理 小林健一詳細
(併任) 柳場 由絵 衛生学、環境労働衛生学、毒性学 柳場由絵詳細
天本 宇紀 ナノ材料化学、分析化学、細胞毒性学 天本宇紀詳細情報
富岡 征大 富岡征大詳細情報
(併任) 岩瀬 真喜子
王 瑞生 労働衛生、毒性学、産業保健 王瑞生詳細情報
(実験動物管理室)
室長(併任) 小林 健一 生殖発生毒性、内分泌生理 小林健一詳細
(併任) 大谷 勝己 職業ばく露と生殖毒性学 (精子への化学物質の毒性影響) 大谷勝己詳細

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