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トラックドライバーを例に、夜間・早朝勤務の負担と毎日の睡眠や休日の過ごし方が健康へ与える影響について

脳・心臓疾患による労災認定(いわゆる過労死)の多い業種は「運輸業、郵便業」で、職種ではトラックドライバー(貨物自動車運転者)での発生数が多い


トラックドライバーの健康障害には、夜間・早朝勤務への従事とその負担の重さが、睡眠や休日の質を介して関連する

他に検討した、ひと月あたりの時間外労働時間、夜間・早朝勤務回数、勤務日の睡眠時間等は、健康障害と意味のある関連は見られませんでした。

トラックドライバーの健康障害と過労状態に関連する労働生活要因の検討
松元俊,久保智英,井澤修平,池田大樹,高橋正也,甲田茂樹/産業衛生学雑誌 2022;64(1):1-11

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