労働安全衛生総合研究所

安衛研ニュースNo. 126 (2019-05-10)


* 本メールは労働安全衛生総合研究所に配信を登録された方に配信しています。
** 次回配信予定:2019年6月7日(毎月第一金曜日発行)
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目次
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【126-1】お知らせ
  1. Industrial Health Vol.57 No.2 の発行・公開
  2. 平成31年度 労働安全衛生研究所 一般公開 を実施しました
  3. 外国人労働者安全教育用“非言語”視聴覚教材(低層住宅建築工事対象)の公開

【126-2】コラム
 「危険・有害性の情報を教えてくれる絵表示」
  (化学安全研究グループ 部長 板垣晴彦)

【126-3】労災疾病等医学研究普及サイトのご案内
  1. 「睡眠時無呼吸症候群」について
  2. 「治療と仕事の両立支援」について

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【126-1】お知らせ
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1. INDUSTRIAL HEALTH Vol.57 No.2 の発行・公開

 当研究所の英文学術誌であるINDUSTRIAL HEALTH Vol.57, No.2を発行・公開しました。
 今回は「交代勤務に伴う健康と安全」特集号になります。国際労働衛生会議に所属する「交代勤務と労働時間に関する科学委員会」を母体として、労働時間学会が運営されています。この学会では約2年前より、交代勤務と労働時間に関する主な話題について、これまでの到達点と今後の課題を示すコンセンサス・ペーパーを出版する準備を行ってきました。その成果が今回の特集号で、心身の健康、体内時計、心理社会的要因、家族・社会生活、個人差、光環境、疲労、規制の国際比較、疲労リスク管理にわたる延べ9編の論文が掲載されています。
 ご一読いただくとともに、皆さまの研究成果も積極的に投稿していただけますと幸いです。
 ご質問などがございましたら、本誌事務局( ihjim@h.jniosh.johas.go.jp )までお気軽にお問い合わせください。

↓↓↓ 以下のリンク先で内容をご覧ください。
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/indhealth (J-STAGE)


2. 平成31年度 労働安全衛生研究所 一般公開を実施しました
 4月17日(水)に清瀬地区の、21日(日)には登戸地区の研究施設一般公開を開催しました。

↓↓↓ 以下のリンク先で内容をご覧ください。
https://www.jniosh.johas.go.jp/publication/mail_mag/2019/126-1-1.html
https://www.jniosh.johas.go.jp/publication/mail_mag/2019/126-1-2.html


3. 外国人労働者安全教育用“非言語”視聴覚教材(低層住宅建築工事対象)の公開
 わが国では、外国人労働者の母国語に翻訳された安全教材が数多く制作されてきましたが、補助教材として、あらゆる国の方々の理解が進むよう“非言語”視聴覚教材を制作しました。この教材は、低層住宅建築工事業で繰り返し発生している労働災害の防止を目的としたものです。

↓↓↓ 以下のリンク先で内容をご覧ください。 ↓↓↓
https://www.jniosh.johas.go.jp/publication/houkoku/houkoku_2019_01.html

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【126-2】コラム
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「危険・有害性の情報を教えてくれる絵表示」
 (化学安全研究グループ 部長 板垣晴彦)

 化学品の危険・有害性についての世界共通の分類方法として、「化学品の分類および表示に関する世界調和システム」が国連において採択されています。
 国境を超えて輸送される化学品について、危険・有害性を教えてくれる世界共通の絵表示を紹介します。

↓↓↓ 以下のリンク先で内容をご覧ください。 ↓↓↓
https://www.jniosh.johas.go.jp/publication/mail_mag/2019/126-column-1.html


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【126-3】労災疾病等医学研究普及サイトのご案内
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1. 「睡眠時無呼吸症候群」について
 睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、睡眠中の無呼吸や低呼吸により睡眠が分断され睡眠障害をきたし、日中の眠気や疲労感などの症状を伴う症候群です。
 就労中の眠気は、作業の中断、効率の低下、車両事故等を起こしやすくすることが分かっています。また放置していると高血圧、脳血管障害、虚血性心疾患、糖尿病などを引き起こします。
 これらの罹患率は不明とされており、適切な治療方法により労働災害防止や循環器疾患、生活習慣病予防に有効と考えられました。
 従って、本研究では最新の疫学調査による罹患者数の把握、診断率の精度を上げる方法、適切な治療についての検証を行い、総合的な研究に取り組みました。

 研究の詳細は、こちらのサイトをご覧ください。
http://www.research.johas.go.jp/sas/thema01.html

2. 「治療と仕事の両立支援」について
 皆様もご存知のとおり、平成29年3月に政府が決定した「働き方改革実行計画」において、「病気の治療と仕事の両立を社会的にサポートする仕組みを整え、病を患った方々が、生きがいを感じながら働ける社会を目指す」と記載されました。
 労働者健康安全機構では、「勤労者医療」を推進する組織として、勤労者の職業生活とその過程で患う様々な病とを、いかに両立させていくかという課題について、以前から労災疾病等医学研究の一環として研究を重ねてきました。

 研究成果については、こちらからご覧いただけます。
http://www.research.johas.go.jp/22_ryoritsu/index.html

 研究結果として、医療機関と職場との間で医療情報や職場情報を仲介・調整する「コーディネーター」の重要性と必要性を見いだしました。この研究の知見を活かし、平成26年10月から、各労災病院でコーディネーターを中心とした両立支援事業が開始されました。

 「両立支援コーディネーター」については、こちらからご覧いただけます。
http://www.research.johas.go.jp/22_ryoritsu/coordinator.html

 労災疾病等医学研究普及サイトのトップページに、「両立支援コーディネーター」のバナー(ピンク色)を設置しています。養成研修の概要や関連委員会の報告書、通達を見ることができます。

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mailmag@s.jniosh.johas.go.jp まで

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刊行物・報告書等 研究成果一覧