労働安全衛生総合研究所

安衛研ニュースNo. 196(2025-05-02)

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** 次回配信予定:2025年6月6日(毎月第一金曜日発行)

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目次
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【196-1】お知らせ
  1. 研究員の公募について(募集要項)
  2. INDUSTRIAL HEALTH Vol.63 No.2 の発行・公開
  3. 「労働安全衛生法に基づくラベル表示・SDS交付等の義務化対象物質リスト」の掲載・更新
  4. YouTube JNIOSH-Channel 動画「移動式クレーンや大型建設機械の転倒防止対策」公開
  5. 令和7年度労働安全衛生総合研究所(清瀬地区)一般公開を開催しました

【196-2】コラム
 労働災害リスク認知と楽観性バイアス
  (リスク管理研究グループ 任期付研究員 谷部 好子)

【196-3】労災疾病等医学研究普及サイトのご案内
 研究開発テーマ「メタボローム」について

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【196-1】お知らせ
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1. 研究員の公募について(募集要項)
 当研究所では、機械システム安全研究グループ、建設安全研究グループ、化学安全研究グループ、リスク管理研究グループ、新技術安全研究グループの研究員を公募します。

↓↓↓ 以下のリンク先で内容をご覧ください。 ↓↓↓
https://www.jniosh.johas.go.jp/jobs/jobs.html

2. INDUSTRIAL HEALTH Vol.63 No.2 の発行・公開
 当研究所の英文学術誌であるINDUSTRIAL HEALTH Vol.63, No.2を発行・公開しました。
 総説では、夜勤者の長期的な健康影響を低減させる方策が議論されています(英国)。原著では、高齢労働者の勤務継続に関する要因(日本、産業医科大学)、糖尿病を有する労働者に対する職場支援(日本、産業医科大学)、交代勤務・睡眠・労働時間とウェルビーイング(オーストラリア)、教員の循環器疾患発症に関する前向きコホート調査(マレーシア)などが報告されています。短報として、病気欠勤に与える勤務間インターバルと睡眠時間の組合せ効果(日本、労働安全衛生総合研究所)も掲載されています。
 ご一読いただくとともに、皆さまの研究成果も積極的に投稿していただけますと幸いです。
 ご質問などがございましたら、本誌事務局( ihjim@h.jniosh.johas.go.jp )までお気軽にお問い合わせください。なお、次号Vol.63 No.3より本誌は完全オンライン化になります。PubMedやJ-STAGE等を利用して、掲載済み/掲載予定論文をお読みください。

↓↓↓ 以下のリンク先で内容をご覧ください。(J-Stage)
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/indhealth/

3.「労働安全衛生法に基づくラベル表示・SDS交付等の義務化対象物質リスト」の掲載(R9.4.1施行分)と更新(R7.4.1施行分、R8.4.1施行分)

 ↓↓↓ 以下のリンク先で内容をご覧ください。 ↓↓↓
  https://www.jniosh.johas.go.jp/groups/ghs/arikataken_report.html#m02-04
  https://www.jniosh.johas.go.jp/groups/ghs/arikataken_report.html#m02-02

4. YouTube JNIOSH-Channelに動画「移動式クレーンや大型建設機械の転倒防止対策」を公開
 工事現場等でたびたび発生している移動式クレーンや大型建設機械の転倒災害について、地耐力の観点からその原因と防止対策を解説します。

↓↓↓ 以下のリンク先で内容をご覧ください。 ↓↓↓
https://www.youtube.com/watch?v=bf-2C4zJe_I(YouTube JNIOSH-Channelにリンク)

5. 令和7年度労働安全衛生研究所(清瀬地区)一般公開を開催しました
 令和7年4月16日(水)に、労働安全衛生研究所(清瀬地区)の一般公開を開催いたしました。

 ↓↓↓ 以下のリンク先で内容をご覧ください。 ↓↓↓
https://www.jniosh.johas.go.jp/publication/mail_mag/2025/196-1.html


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【196-2】コラム
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労働災害リスク認知と楽観性バイアス
 (リスク管理研究グループ 任期付研究員 谷部 好子)

 あちこちで見かける、行動災害防止を呼び掛けるポスターやリーフレット。目を引くグラフやイラストが並び、「誰にでも起こりうる・意外に重傷になりうる」と訴えかけます。しかし実際のところ、「まさか自分が」と心のどこかで思っていませんか?このような「私は大丈夫」という信念には、実は心理学的な背景があります。それが楽観性バイアスと呼ばれる、多くの人に共通した認知のクセのひとつです。このバイアスは知らず知らずのうちに、労働現場でのリスクの見積もりを歪め、行動に影響を与えている可能性があります。

↓↓↓ 以下のリンク先で内容をご覧ください。 ↓↓↓
https://www.jniosh.johas.go.jp/publication/mail_mag/2025/196-column-1.html

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【196-3】労災疾病等医学研究普及サイトのご案内
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研究開発テーマ「メタボローム」について

 今回ご紹介するのは、令和5年度の研究報告「血漿メタボローム解析による過労死等関連生化学的指標の確立」に関する成果です。
 長時間労働が心臓・脳血管疾患のリスクを高めることは広く知られていますが、本研究では特に「心血管疾患に至る予測・関連因子」の早期発見を目指しました。従来よりも早期診断が可能な新たな生化学的指標が見出され、過労による疾患リスクの事前把握が可能となる知見が得られています。

 ↓↓↓ 以下のリンク先で研究内容をご覧ください。 ↓↓↓
 https://www.research.johas.go.jp/metabolome/index.html


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