安衛研ニュースNo. 189(2024-10-04)
* 本メールは労働安全衛生総合研究所に配信を登録された方に配信しています。
** 次回配信予定:2024年11月1日(毎月第一金曜日発行)
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目次
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【189-1】お知らせ
【189-2】コラム
労働者死傷病報告申請の2025年における変更点
(化学物質情報管理研究センター 疫学研究部 任期付研究員 小林 澄貴)
【189-3】労災疾病等医学研究普及サイトのご案内
「石綿関連疾患診断技術研修(石綿小体計測講習会)」について
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【189-1】お知らせ
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1. 過労死等の実態解明と防止対策に関する総合的な労働安全衛生研究
令和5年度 総括・分担研究報告書 および 令和3-5年度 総合研究報告書の発行・公開
当研究所では、上記の研究報告書の発行・公開を行いました。本研究は
の4つのアプローチから、過労死等の実態解明と防止対策を総合的に検討しています。
↓↓↓ 以下のリンク先で内容をご覧ください。 ↓↓↓
https://www.jniosh.johas.go.jp/publication/houkoku/houkoku_overwork_2021-23.pdf#zoom=100[PDF]
https://www.jniosh.johas.go.jp/publication/houkoku/houkoku_overwork_2024.pdf#zoom=100[PDF]
2. INDUSTRIAL HEALTH Vol.62 No.4 の発行・公開
当研究所の英文学術誌であるINDUSTRIAL HEALTH Vol.62, No.4を発行・公開しました。
本号の論説では本誌編集委員の小泉昭夫先生より、有機フッ素化合物の毒性知見を例に、本誌が産業保健と環境保健との架け橋になる役割を解説していただきました。原著では、各種の身体活動と職業性ストレス(日本、島根大学)、心身のストレス状態を予測する面接法の標準化(労働安全衛生総合研究所、木内敬太研究員)、短報では、炭鉱労働者の熱中症症状と飲水量(オーストラリア)、孤独・孤立と精神健康、仕事のパフォーマンス(日本、東京大学)などが報告されています。現場報告では、図書館所蔵の古書に噴霧された有機塩素系殺虫剤に含まれるアスベスト(日本、愛知教育大学)が示されています。編集者への手紙として、労働時間制度と生産性に関する職業医学的視点(韓国)も掲載されています。
ご一読いただくとともに、皆さまの研究成果も積極的に投稿していただけますと幸いです。
ご質問などがございましたら、本誌事務局( ihjim@h.jniosh.johas.go.jp )までお気軽にお問い合わせください。
↓↓↓ 以下のリンク先で内容をご覧ください。(J-Stage)
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/indhealth/
3. 研究員の受賞について
下記の研究員が各賞を受賞しました。
(1) 日本エアロゾル学会 井伊谷賞
山野 荘太郎,梅田 ゆみ
(2) 労働者健康安全機構 理事長表彰
当機構では、労働安全衛生研究等の進展に顕著な功績のあった者を表彰し、その功労に報いて職員の士気高揚と優秀な人材の確保等による労働安全衛生研究の活性化を目的として、毎年度「労働安全衛生研究に係る表彰」を行っています。
↓↓↓ 以下のリンク先で内容をご覧ください。 ↓↓↓
https://www.jniosh.johas.go.jp/publication/mail_mag/2024/189-1.html
https://www.jniosh.johas.go.jp/publication/mail_mag/2024/189-2.html
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【189-2】コラム
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労働者死傷病報告申請の2025年における変更点
(化学物質情報管理研究センター 疫学研究部 任期付研究員 小林 澄貴)
2025年1月から、労働者死傷病報告の電子申請が原則義務化されます。労働者死傷病報告は労働者が就業中の事故によって死亡や休業をした時に事業主が所轄の労働基準監督署に提出するもので、労働災害の原因を確認することで労働災害の再発防止に役立てることを目的としています。
当コラムでは、労働者死傷病報告申請の2025年における変更点について紹介します。
↓↓↓ 以下のリンク先で内容をご覧ください。 ↓↓↓
https://www.jniosh.johas.go.jp/publication/mail_mag/2024/189-column-1.html
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【189-3】労災疾病等医学研究普及サイトのご案内
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「石綿関連疾患診断技術研修(石綿小体計測講習会)」について
当機構では呼吸器系の疾患を取り扱う医師等に対して、医学的な判断が困難な石綿関連疾患の診断技術の向上および労災補償制度の周知を図るため、石綿関連疾患の診断方法、石綿ばく露の所見に関する読影方法、労災補償制度の取扱い等についての研修を実施してきました。
その中で、石綿小体計測に関わる人材の育成を主な目的として、臨床検査技師を対象に石綿小体計測講習会を実施しております。石綿による肺がんか否かの労災認定基準の一つとして、肺内の石綿小体の本数がありますが、計測できる施設や人材は限られているのが現状です。
本講習会では、検体の作成方法から石綿小体の測定方法まで、実際に顕微鏡を用いながら学ぶことができる上、少人数体制のため、新規参加者の方でも安心して学べる内容となっています。
今年度は令和6年12月7日(土)に開催いたしますので、下記リンクから詳細をご覧ください。
→ https://www.research.johas.go.jp/asbestokenshu/
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【ご注意】
ご返信いただきましても対応いたしかねますので、あらかじめご了承ください。
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** 次回配信予定:2024年11月1日(毎月第一金曜日発行)
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目次
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【189-1】お知らせ
- 過労死等の実態解明と防止対策に関する総合的な労働安全衛生研究
令和5年度 総括・分担研究報告書 および 令和3-5年度 総合研究報告書の発行・公開 - INDUSTRIAL HEALTH Vol.62 No.4 の発行・公開
- 研究員の受賞について
【189-2】コラム
労働者死傷病報告申請の2025年における変更点
(化学物質情報管理研究センター 疫学研究部 任期付研究員 小林 澄貴)
【189-3】労災疾病等医学研究普及サイトのご案内
「石綿関連疾患診断技術研修(石綿小体計測講習会)」について
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【189-1】お知らせ
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1. 過労死等の実態解明と防止対策に関する総合的な労働安全衛生研究
令和5年度 総括・分担研究報告書 および 令和3-5年度 総合研究報告書の発行・公開
当研究所では、上記の研究報告書の発行・公開を行いました。本研究は
- 調査復命書の情報を解析し、過労死等の発生メカニズムを検討する「事案研究」
- 労働現場で働く人々を対象として過労死等の発生に関連する要因の解明と有効な疲労対策の効果検証を行う「疫学研究」
- 労働現場での検証が困難な状況を実験室で模擬し、精緻な検証を行う「実験研究」
- 1)~3)を基にした対策を実社会に還元し過労死等の防止を目指す「対策実装研究」
の4つのアプローチから、過労死等の実態解明と防止対策を総合的に検討しています。
↓↓↓ 以下のリンク先で内容をご覧ください。 ↓↓↓
https://www.jniosh.johas.go.jp/publication/houkoku/houkoku_overwork_2021-23.pdf#zoom=100[PDF]
https://www.jniosh.johas.go.jp/publication/houkoku/houkoku_overwork_2024.pdf#zoom=100[PDF]
2. INDUSTRIAL HEALTH Vol.62 No.4 の発行・公開
当研究所の英文学術誌であるINDUSTRIAL HEALTH Vol.62, No.4を発行・公開しました。
本号の論説では本誌編集委員の小泉昭夫先生より、有機フッ素化合物の毒性知見を例に、本誌が産業保健と環境保健との架け橋になる役割を解説していただきました。原著では、各種の身体活動と職業性ストレス(日本、島根大学)、心身のストレス状態を予測する面接法の標準化(労働安全衛生総合研究所、木内敬太研究員)、短報では、炭鉱労働者の熱中症症状と飲水量(オーストラリア)、孤独・孤立と精神健康、仕事のパフォーマンス(日本、東京大学)などが報告されています。現場報告では、図書館所蔵の古書に噴霧された有機塩素系殺虫剤に含まれるアスベスト(日本、愛知教育大学)が示されています。編集者への手紙として、労働時間制度と生産性に関する職業医学的視点(韓国)も掲載されています。
ご一読いただくとともに、皆さまの研究成果も積極的に投稿していただけますと幸いです。
ご質問などがございましたら、本誌事務局( ihjim@h.jniosh.johas.go.jp )までお気軽にお問い合わせください。
↓↓↓ 以下のリンク先で内容をご覧ください。(J-Stage)
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/indhealth/
3. 研究員の受賞について
下記の研究員が各賞を受賞しました。
(1) 日本エアロゾル学会 井伊谷賞
山野 荘太郎,梅田 ゆみ
(2) 労働者健康安全機構 理事長表彰
当機構では、労働安全衛生研究等の進展に顕著な功績のあった者を表彰し、その功労に報いて職員の士気高揚と優秀な人材の確保等による労働安全衛生研究の活性化を目的として、毎年度「労働安全衛生研究に係る表彰」を行っています。
↓↓↓ 以下のリンク先で内容をご覧ください。 ↓↓↓
https://www.jniosh.johas.go.jp/publication/mail_mag/2024/189-1.html
https://www.jniosh.johas.go.jp/publication/mail_mag/2024/189-2.html
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【189-2】コラム
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労働者死傷病報告申請の2025年における変更点
(化学物質情報管理研究センター 疫学研究部 任期付研究員 小林 澄貴)
2025年1月から、労働者死傷病報告の電子申請が原則義務化されます。労働者死傷病報告は労働者が就業中の事故によって死亡や休業をした時に事業主が所轄の労働基準監督署に提出するもので、労働災害の原因を確認することで労働災害の再発防止に役立てることを目的としています。
当コラムでは、労働者死傷病報告申請の2025年における変更点について紹介します。
↓↓↓ 以下のリンク先で内容をご覧ください。 ↓↓↓
https://www.jniosh.johas.go.jp/publication/mail_mag/2024/189-column-1.html
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【189-3】労災疾病等医学研究普及サイトのご案内
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「石綿関連疾患診断技術研修(石綿小体計測講習会)」について
当機構では呼吸器系の疾患を取り扱う医師等に対して、医学的な判断が困難な石綿関連疾患の診断技術の向上および労災補償制度の周知を図るため、石綿関連疾患の診断方法、石綿ばく露の所見に関する読影方法、労災補償制度の取扱い等についての研修を実施してきました。
その中で、石綿小体計測に関わる人材の育成を主な目的として、臨床検査技師を対象に石綿小体計測講習会を実施しております。石綿による肺がんか否かの労災認定基準の一つとして、肺内の石綿小体の本数がありますが、計測できる施設や人材は限られているのが現状です。
本講習会では、検体の作成方法から石綿小体の測定方法まで、実際に顕微鏡を用いながら学ぶことができる上、少人数体制のため、新規参加者の方でも安心して学べる内容となっています。
今年度は令和6年12月7日(土)に開催いたしますので、下記リンクから詳細をご覧ください。
→ https://www.research.johas.go.jp/asbestokenshu/
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