労働安全衛生総合研究所

安衛研ニュースNo. 121 (2018-12-07)


* 本メールは労働安全衛生総合研究所に配信を登録された方に配信しています。
** 次回配信予定:2019年1月11日(毎月第一金曜日発行)
*** 来月号は年末年始のため、第二金曜日(1/11)の配信となります。
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目次
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【121-1】お知らせ
  1. 「労働安全衛生研究」誌特集原稿募集のお知らせ
  2. 特定有期雇用職員(過労死等研究業務)の公募
  3. 独立行政法人国際協力機構(JICA)研修生一行の当研究所訪問
  4. 韓国国立災難安全研究院一行の当研究所訪問
  5. 韓国安全学会秋季講演会2018での特別講演
  6. 労災疾病等医学研究普及サイトのご案内 – 第16回「女性医療フォーラム」の開催について
  7. 労災疾病等医学研究普及サイトのご案内 – 「働く女性の健康」について
  8. 労災疾病等医学研究普及サイトのご案内 – 「職業関連癌研究」について

【121-2】コラム
  「労働者の座位行動における取組と今後の課題 – 勤務中の座位行動に着目した疫学研究 – 」
  (過労死等防止調査研究センター 任期付研究員 蘇 リナ)

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【121-1】お知らせ
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1. 「労働安全衛生研究」誌特集原稿募集のお知らせ
 特集テーマは「働き方の変化と労働安全衛生」となります。
 社会の情勢や動向、科学技術の進展を受けて、「働き方」もまた急激に変わりつつあります。そうした状況下での、働く人の安全衛生の向上に資する提言、研究成果、事例報告などを広く募集します。

↓↓↓ 以下のリンク先で内容をご覧ください。 ↓↓↓
https://www.jniosh.johas.go.jp/publication/pdf/boshu_2019.pdf[PDF]


2.特定有期雇用職員(過労死等研究業務)の公募
 独立行政法人労働者健康安全機構労働安全衛生総合研究所は、特定有期雇用職員を募集します。

↓↓↓ 以下のリンク先で内容をご覧ください。
https://www.jniosh.johas.go.jp/jobs/overwork_181106.html(リンク切れ)


3. 独立行政法人国際協力機構(JICA)研修生一行の当研究所訪問
 2018年10月23日、独立行政法人国際協力機構(JICA)からの研修生10名の見学を受け入れました。この見学は政府が行う国際協力事業の一環として、独立行政法人国際協力機構(JICA)にて日本における政策立案及び実施、企業の安全衛生に対する活動を伝える「労働安全衛生政策向上」プログラムにおいて研修を受けている各国からの研修生(主に東南アジア、中近東等から)のために当研究所(清瀬地区)にて実施されました。

↓↓↓ 以下のリンク先で内容をご覧ください。
https://www.jniosh.johas.go.jp/publication/mail_mag/2018/121-1.html


4. 韓国国立災難安全研究院一行の当研究所訪問
 2018年10月24日及び25日、韓国国立災難安全研究院から JEONG, GunSik 研究官及び2名の研究員が当研究所(清瀬地区)を訪問され、労働安全衛生総合研究所と災難安全研究院との共同セミナー(JNIOSH-NDMI Joint Seminar)が開催されました。
 この共同セミナーは今回で3回目となります。第1回は2017年10月24日、第2回は2018年7月24日に災難安全研究院のある韓国ウルサン市で開催されました。

↓↓↓ 以下のリンク先で内容をご覧ください。
https://www.jniosh.johas.go.jp/publication/mail_mag/2018/121-2.html


5. 韓国安全学会秋季講演会2018での特別講演
 韓国で2018年11月7日–9日に韓国安全学会秋季講演会2018が開催され、韓国の大学、KOSHA、OSHRI、科捜研、その他アメリカ、東南アジア、日本の安全関係機関から約350名が集まりました。そのイベントの一つとして、韓国安全学会(KOSOS)の依頼で当研究所の豊澤所長が「建設業における労働安全衛生の現状と将来について」と題して特別講演を行いました。その後、豊澤所長には、長年に渡り韓国と日本の安全衛生分野の交流促進に貢献したことに対し、韓国安全学会会長のChang教授から「感謝の盾」が贈呈されました。

↓↓↓ 以下のリンク先で内容をご覧ください。
https://www.jniosh.johas.go.jp/publication/mail_mag/2018/121-3.html


6. 労災疾病等医学研究普及サイトのご案内 –第16回「女性医療フォーラム」の開催について
 当機構では、働く女性の健康管理の向上を目的として、平成17年に第1回の「女性医療フォーラム」を開催しました。その後も毎年全国各地で開催を続け、今年で第16回目を迎えます。今回は、名古屋市の中部ろうさい病院が主催し「ココロとカラダのビューティーサポート」をテーマに、心身ともに美しい女性のありかたを考えます。入場は無料です。多くのご参加をお待ちしております。

↓↓↓ 以下のリンク先で内容をご覧ください。
http://www.research.johas.go.jp/22_jyosei/index.html


7. 労災疾病等医学研究普及サイトのご案内 – 「働く女性の健康」について
 今回は「女性外来のモデルシステム開発に関する研究」をご紹介します。
 女性の職場進出によって産業保健においても就労女性の視点からの調査研究は重要課題と思われます。
 様々な職種、職場で働く女性が増加するにつれ、更年期障害や職場のストレスで体調の不調を覚えながら、男性医師に相談することへの心理的抵抗感及び羞恥心から医療機関への受診を先延ばしにして、症状を悪化させてしまうケースが多いといわれています。
 こうした働く女性が抱える身体・精神面の問題に応え、職場における働く女性のQuality of Working Life (QWL)の向上を図るため、理想的な女性外来のモデルシステムを構築する目的でアンケート調査を行い、働く女性の疾病・健康管理について検討を行いました。

↓↓↓ 以下のリンク先で内容をご覧ください。
http://www.research.johas.go.jp/jyosei/10.html


8. 労災疾病等医学研究普及サイトのご案内 –「職業関連癌研究」について
 今回は平成30年7月から新たに開始した「職業関連癌研究」についてのご紹介 です。
 膀胱癌の治療は手術や全身化学療法のように侵襲性が高く、再発時には頻回の治療が必要で、その診療には多大な時間と医療費が必要です。
 また、膀胱癌は遺伝的素因や職業・環境因子が重要とされる疾患です。
 このため、当機構の病職歴調査で取得した情報を用いて職業歴、喫煙や飲酒、生活習慣病といった環境因子を解析するとともに、膀胱癌の患者さんの血液ゲノムを解析し、膀胱癌の早期発見や労働作業環境の改善につなげ、勤労者ひいては国民に対する膀胱癌対策の推進に貢献するための研究を行います。

↓↓↓ 以下のリンク先で内容をご覧ください。
http://www.research.johas.go.jp/shokugyo2018/


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【121-2】コラム
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労働者の座位行動における取組と今後の課題 – 勤務中の座位行動に着目した疫学研究 –
  (過労死等防止調査研究センター 任期付研究員 蘇 リナ)
 職場・生活環境の機械化・自動化は、人々の働き方を変え、余暇の過ごし方の選択範囲を広げました。その結果、私たちは身体を積極的に動かさなくても日常生活を送ることができるようになり、座っている時間や寝そべっている時間が長くなりました。そのような中、座っている時間と健康との関連性を示す研究が世界各国で盛んに行われ、座位時間が長いと糖尿病、肥満、心疾患、がんなどの発症リスクや死亡リスクが高まることが示されています。当研究所では、職域疫学調査での活用を企図した新しい質問紙を開発し、これを用いた横断調査によって労働者の座位時間の多寡と健康リスクとの関係についての分析を行いました。

↓↓↓ 以下のリンク先で内容をご覧ください。 ↓↓↓
https://www.jniosh.johas.go.jp/publication/mail_mag/2018/121-column-1.html


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