労働安全衛生総合研究所

職場におけるナノマテリアル取扱い関連情報

1. 行政関連


2. 諸外国の公的機関および研究機関による研究成果・ガイドライン


3. 労働安全衛生総合研究所の関連研究成果

発信元/発表者 内容
労働安全衛生総合研究所 (JNIOSH)
独立行政法人産業技術総合研究所 (AIST)
「ナノマテリアルの労働衛生に関する調査」 結果報告
(和文PDF)
三浦伸彦,小泉信滋
(労働安全衛生総合研究所)
「銀ナノ粒子の生体影響解析」(第81回日本産業衛生学会)
小野真理子
(労働安全衛生総合研究所)
「空気中フラーレン粒子のHPLCによる分析」(第25回エアロゾル科学・技術研究討論会)
三浦伸彦,小泉信滋
(労働安全衛生総合研究所)
「銀ナノ粒子の生体影響解析」(フォーラム2008:衛生薬学・環境トキシコロジー)
甲田茂樹,鷹屋光俊,芹田富美雄,小野真理子,篠原也寸志,齊藤宏之,三浦伸彦(労働安全衛生総合研究所) 「ナノマテリアル取扱いと職場での労働衛生管理について –企業へのアンケート調査結果から–」(第48回日本労働衛生工学会,抄録発表原稿)
小野真理子,鷹屋光俊,芹田富美雄,齊藤宏之,甲田茂樹(労働安全衛生総合研究所) 「作業環境中のフラーレンのHPLC による定量」(第48回日本労働衛生工学会,抄録発表原稿)
鷹屋光俊,芹田富美雄,小野真理子,篠原也寸志,齊藤宏之,甲田茂樹(労働安全衛生総合研究所) 「フラーレン取り扱い職場の空気中粒子濃度と空気中粒子形状の電子顕微鏡観察」(第48回日本労働衛生工学会,抄録発表原稿)
Nobuhiko Miura and Shinji Koizumi (JNIOSH) Assessment of the biological effects of silver nanoparticles in cultured human cells (SOT2009, 抄録)
鷹屋光俊(労働安全衛生総合研究所) 「ナノマテリアルとその安全衛生」,安全と健康 2008年6月号 p.32-35.
甲田茂樹(労働安全衛生総合研究所) 「職場におけるナノマテリアルの取扱いについて」,労働衛生コンサルタントVol.29, No.89 p.24-27 (2009).
Mariko Ono-Ogasawara, Fumio Serita and Mitsutoshi Takaya (JNIOSH) "Distinguishing nanomaterial particles from background airborne particulate matter for quantitative exposure assessment", Journal of Nanoparticle Research 11(7): 1651-1659, 2009.
Mariko ONO-OGASAWARA (JNIOSH) and Toshihiko MYOJO (UOEH) "A Proposal of Method for Evaluating Airborne MWCNT Concentration. " ,Ind Health, 49(6), 726-734(2011) .
Mitsutoshi TAKAYA, Mariko ONO-OGASAWARA*, Yasushi SHINOHARA*, Hisayo KUBOTA*, Shuji TSURUOKA (Shinshu Univ), Shigeki KODA "Evaluation of Exposure Risk in the Weaving Process of MWCNT-Coated Yarn with Real-time Particle Concentration Measurements and Characterization of Dust Particles.", Ind Health 50(2), 147-155(2012).
甲田茂樹,鷹屋光俊,小野真理子,篠原也寸志,久保田久代(労働安全衛生総合研究所) 「CNTコーティング糸の製織工程における作業環境評価第一報 粒子濃度の時間変化による評価」,(第84回日本産業衛生学会,産衛誌Vol.53,(臨時増刊)371,発表原稿)
鷹屋光俊,小野真理子,久保田久代,篠原也寸志,甲田茂樹(労働安全衛生総合研究所) 「CNTコーティング糸の製織工程における作業環境評価第二報 電子顕微鏡による形態観察と炭素分析による評価」,(第84回日本産業衛生学会,産衛誌 Vol.53,(臨時増刊)425,発表原稿)
Mariko Ono-Ogasawara*, Mitsutoshi Takaya*, Hisayo Kubota, Yasushi Shinohara*, Eiji Akiba (Kuraray Living Co., Ltd), Shuji Tsuruoka (Shinshu University), Shigeki Koda* (*JNIOSH) "Exposure assessment of a weaving process of CNT-coated yarn by applying carbon analysis. Inno.CNT Workshop, Metrology and Exposure Assessment of Carbon Nanotubes."Cologne, Germany; Workshop report p.24 (2011). (発表原稿)
鷹屋光俊,小野真理子,篠原也寸志,久保田久代,甲田茂樹 (労働安全衛生総合研究所) 「CNTコーティング糸の製織工程で発生する粉じん粒子のキャラクタリゼーション」,(第51回日本労働衛生工学会抄録集,pp.152-153,発表原稿)
小野真理子(労働安全衛生総合研究所) 「製品中に含まれるMWCNT の同定方法の検討」,(第51回日本労働衛生工学会予稿集, pp.154-155,発表原稿)

4. 労働安全衛生総合研究所が実施した現場調査結果

 当研究所では,ナノテクノロジー関連作業において,労働者がナノ材料に曝露する可能性についての調査・研究を実施しており,2008年10月現在で3社の4事業場(9カ所)の現場測定を行い,現在結果解析中です。ナノテクノロジー関連産業は競争が激しい最先端産業であるため,作業現場には製造のノウハウ等・他社に公開していない情報が多数存在しており,現場の実態公表も企業秘密等との関係で難しい面があります。しかしながら,調査対象事業場は既ににナノ材料の製造・取り扱いを行っている企業は高度な技術を持つ企業ばかりであり,それらの企業で行われている作業の調査結果はナノ材料取り扱いを安全に行うための参考事例として貴重なデータであると考えられます。そこで,相手方企業の了承を得た上で順次公開してゆく予定です。

調査内容 主な取り扱いナノマテリアル
ナノテク取り扱い職場の現場例 その1 フラーレン加工 フラーレンおよびフラーレン加工物質(金属内包フラーレン)

5. 関連する研究論文(書誌事項,一部論文のみ原文へのリンク,翻訳文あり)


刊行物・報告書等 研究成果一覧