労働安全衛生総合研究所

外部研究評価の結果

平成18年度外部研究評価報告書

平成18年度から5年間の中期目標において研究業務を適切に推進する観点から、「国の研究開発全般に共通する評価の実施方法の在り方についての大綱的指針」(平成17年3月29日内閣総理大臣決定)に基づき、研究課題について第三者による評価を積極的に実施し、その結果を研究業務に反映するとともに、評価結果及びその研究業務への反映内容を公表することになっている。このため本年度新たに「独立行政法人労働安全衛生総合研究所外部評価規程」を制定し、これに準拠して評価を実施することとなった。

評価対象は労働現場のニーズ等に対応した規模が大きいプロジェクト研究及び所内特別研究である。中期計画には統合による効果を最大限発揮し、産業安全及び労働衛生に関する調査及び研究の充実と両立を図れとあるように、昨年度まで産業安全と労働衛生という異なる領域の研究を推進してきた旧産業安全研究所と旧産業医学総合研究所が統合したことにより、個別領域の研究を充実させるばかりではなく産業安全と労働衛生両方の視点を考慮に入れた研究の推進も強く期待されている。

このような状況に鑑み、評価システムに産業安全と労働衛生両方の視点を取り入れた評価を組み込むことにした。本年度は第1回目ということもあり旧両研究所の評価方式の良い点をそれぞれ踏襲する面があったため評価会議を清瀬地区3月9日、川崎地区3月2日と2日間に分けて行った。

評価の対象となった課題は事後評価4題、中間評価7題、事前評価5題であった。評価結果は平成18年度外部評価報告書にまとめた。

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