フェロー研究員宮川宗之先生と鷹屋光俊所長が
中央労働災害防止協会より表彰されました
2025年9月10日から9月12日の3日間にわたり大阪市で開催された中央労働災害防止協会主催の全国産業安全衛生大会において、当研究所フェロー研究員の宮川宗之先生(元帝京大学教授、元独立行政法人労働安全衛生総合研究所 部長・首席研究員)が顕功賞を受賞されました。また、当研究所所長 鷹屋光俊が緑十字賞を受賞いたしました。
顕功賞:フェロー研究員 宮川宗之先生
宮川宗之先生は当研究所の前身のひとつである労働省産業医学総合研究所に入所されて以来、高次脳機能に対する化学物質の影響評価の研究を行なわれました。ご専門の有害性評価研究に加え、職場の化学物質管理をどう進めるかについて精力的に研究されると共に、行政ミッションへの協力や日本産業衛生学会許容濃度等に関する委員会等の活動にも従事され、リスクアセスメントに基づく化学物質の自律的管理に欠かせないGHS(国連勧告・化学品の分類および表示に関する世界調和システム)、SDS(安全データーシート)の国内普及に多大な貢献をなされました。この度、その功績が認められ、研究・考案等により労働災害の防止上顕著な功績をあげた方に贈られる、産業安全・労働衛生分野での権威ある顕功賞を受賞されました。
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緑十字賞(労働衛生分野):鷹屋光俊所長
鷹屋光俊所長は、職場の有害性化学物質の測定・評価を専門としています。行政ミッション型研究所の職員として学術活動に加え、厚生労働省・関連団体の各種委員としての活動や実務家向け教材の作成など、研究成果の社会実装においても積極的に活動をしてきました。その功績が評価され、長年にわたり我が国の産業安全ならびに労働衛生の推進向上に尽くし、顕著な功績が認められる個人及び職域グループ等に対して贈られる緑十字賞を受賞いたしました。










