安衛研ニュースNo. 194(2025-03-07)
* 本メールは労働安全衛生総合研究所に配信を登録された方に配信しています。
** 次回配信予定:2025年4月4日(毎月第一金曜日発行)
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目次
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【194-1】お知らせ
【194-2】コラム
ガスセンサによる可燃物貯蔵設備内の熱分解ガス検出—検出性能の評価—
(化学安全研究グループ 主任研究員 水谷 高彰)
【194-3】労災疾病等医学研究普及サイトのご案内
「治療と仕事の両立支援コーディネーターマニュアル」について
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【194-1】お知らせ
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1. INDUSTRIAL HEALTH Vol.63 No.1 の発行・公開
当研究所の英文学術誌であるINDUSTRIAL HEALTH Vol.63, No.1を発行・公開しました。
本号の論説では、労働時間の長さと質を効果的に管理する方策について当誌編集次長の高橋正也が解説しています。原著では、心理社会的安全風土と疲弊やエンゲイジメント(オランダ)、日本語版過重労働風土尺度の開発(日本、筑波大学)、職場のいじめに関するシステマティック・レビューとメタ・アナリシス(メキシコ)などが報告されています。現場報告として、定期健康診断と職場健康スクリーニングのシンガポール・日本比較(シンガポール)も掲載されています。
ご一読いただくとともに、皆さまの研究成果も積極的に投稿していただけますと幸いです。
ご質問などがございましたら、本誌事務局( ihjim@h.jniosh.johas.go.jp )までお気軽にお問い合わせください。
↓↓↓ 以下のリンク先で内容をご覧ください。(J-Stage)
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/indhealth/
2.労働安全衛生研究 Vol.18, No.1 の発行・公開
「労働安全衛生研究」は労働安全衛生分野全般を対象とした和文学術誌です。調査及び研究の成果発表の場を広く本分野の研究者、技術者、安全衛生担当者等に提供して、労働安全衛生に関する調査・研究の一層の振興を図ることを目的としています。
↓↓↓ 以下のリンク先で内容をご覧ください。(J-Stage) ↓↓↓
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/josh/18/1/_contents/-char/ja/
3.技術資料TD-No.10 の公開
当研究所の技術資料 TD-No.10「建築物の解体工事における外壁倒壊の防止対策」を発行・公開しました。
↓↓↓ 以下のリンク先で内容をご覧ください。 ↓↓↓
https://www.jniosh.johas.go.jp/publication/td.html
4. 令和7年度 労働安全衛生総合研究所 一般公開(清瀬地区)のお知らせ(第三報)
労働安全衛生総合研究所(清瀬地区)では、研究施設の一般公開(無料)を次の通り行います。先着200名様、オンライン申し込みが必要です。以下のリンク先のページより内容をご確認ください。
https://www.jniosh.johas.go.jp/announce/2025/open2025/index.html
●働く人の安全に関する研究施設公開(清瀬地区)
令和7年4月16日(水)13:00~16:45(受付時間:12:30~16:00)
【公開内容(予定)】
気体制御による静電気低減方法の研究
化学物内容質の爆発・火災危険性(可燃性液体への引火実験)
化学物質の危険性に対するリスクアセスメントの支援
–物質の爆発・発火特性をリスクアセスメントにどう生かすか?–
複合現実(MR)体験で高める労働安全の意識
仮設物の耐風性検討
負荷を受ける構造の変形
自律移動ロボットなど機械の安全対策
AIによる姿勢推定と腰痛リスク評価への応用
5. 登戸地区「令和6年度 研究所一般公開アーカイブ」の公開
過去に公開した研究紹介、デモ実験、ツール紹介などをご覧頂けます。
↓↓↓ 以下のリンク先で内容をご覧ください。 ↓↓↓
https://www.jniosh.johas.go.jp/announce/2025/open2025/index.html
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【194-2】コラム
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「ガスセンサによる可燃物貯蔵設備内の熱分解ガス検出—検出性能の評価—」
(化学安全研究グループ 主任研究員 水谷 高彰)
可燃性の固体や液体は、化学反応により可燃性ガス(熱分解ガス)を発生することがあるため、それらの貯蔵設備では爆発・火災の危険があります。爆発・火災による災害を防ぐには、貯蔵設備内に熱分解ガスの検出装置を設置することが有効です。ガス漏れ検知器は法令により設置や性能が定められていますが、可燃性の固体や液体の貯蔵設備内の監視では温度計測が主であり、ガスセンサを設置する例は少ないようです。しかし、くすぶり燃焼の段階で適切な対応を行えば被害を低減できた災害事例もあるため、当研究では幾つかの可燃性固体を加熱し、その熱分解ガスの検出能力について試験する方法を提案しました。
↓↓↓ 以下のリンク先で内容をご覧ください。 ↓↓↓
https://www.jniosh.johas.go.jp/publication/mail_mag/2024/194-column-1.html
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【194-3】労災疾病等医学研究普及サイトのご案内
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「治療と仕事の両立支援コーディネーターマニュアル」について
当機構では、治療就労両立支援センター・治療就労両立支援部が中心となって、全ての疾病を対象にした治療と仕事の両立支援に取り組んでいます。
この「治療と仕事の両立支援コーディネーターマニュアル」は、両立支援コーディネーターが両立支援業務を行う際に必要な基本スキルや知識に加え、事例紹介等、支援を実施する上で留意すべき事項などを記載しています。
当マニュアルは、医療従事者や企業の人事・労務担当者、産業保健スタッフの方々にも両立支援の基本的な取組方法がご理解いただけるように構成され、両立支援コーディネーター基礎研修のテキストとしても活用されています。当機構ホームページから無料ダウンロードが可能ですので、是非ご活用ください。
★両立支援コーディネーターマニュアルはこちら
https://www.johas.go.jp/ryoritsumodel/tabid/1047/Default.aspx
★両立支援コーディネーターについて知りたい方はこちら
https://www.research.johas.go.jp/ryoritsucoo/
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【ご注意】
ご返信いただきましても対応いたしかねますので、あらかじめご了承ください。
* 本メールは、EU域内の方宛にはGDPR対応しておりませんので配信できません。
既登録の皆様には大変お手数ですが配信停止のお手続きをお願いします。
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** 次回配信予定:2025年4月4日(毎月第一金曜日発行)
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目次
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【194-1】お知らせ
- INDUSTRIAL HEALTH Vol.63 No.1 の発行・公開
- 労働安全衛生研究 Vol.18, No.1 の発行・公開
- 技術資料TD-No.10 の公開
- 令和7年度 労働安全衛生総合研究所 一般公開(清瀬地区)のお知らせ(第三報)
- 登戸地区「令和6年度 研究所一般公開アーカイブ」の公開
【194-2】コラム
ガスセンサによる可燃物貯蔵設備内の熱分解ガス検出—検出性能の評価—
(化学安全研究グループ 主任研究員 水谷 高彰)
【194-3】労災疾病等医学研究普及サイトのご案内
「治療と仕事の両立支援コーディネーターマニュアル」について
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【194-1】お知らせ
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1. INDUSTRIAL HEALTH Vol.63 No.1 の発行・公開
当研究所の英文学術誌であるINDUSTRIAL HEALTH Vol.63, No.1を発行・公開しました。
本号の論説では、労働時間の長さと質を効果的に管理する方策について当誌編集次長の高橋正也が解説しています。原著では、心理社会的安全風土と疲弊やエンゲイジメント(オランダ)、日本語版過重労働風土尺度の開発(日本、筑波大学)、職場のいじめに関するシステマティック・レビューとメタ・アナリシス(メキシコ)などが報告されています。現場報告として、定期健康診断と職場健康スクリーニングのシンガポール・日本比較(シンガポール)も掲載されています。
ご一読いただくとともに、皆さまの研究成果も積極的に投稿していただけますと幸いです。
ご質問などがございましたら、本誌事務局( ihjim@h.jniosh.johas.go.jp )までお気軽にお問い合わせください。
↓↓↓ 以下のリンク先で内容をご覧ください。(J-Stage)
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/indhealth/
2.労働安全衛生研究 Vol.18, No.1 の発行・公開
「労働安全衛生研究」は労働安全衛生分野全般を対象とした和文学術誌です。調査及び研究の成果発表の場を広く本分野の研究者、技術者、安全衛生担当者等に提供して、労働安全衛生に関する調査・研究の一層の振興を図ることを目的としています。
↓↓↓ 以下のリンク先で内容をご覧ください。(J-Stage) ↓↓↓
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/josh/18/1/_contents/-char/ja/
3.技術資料TD-No.10 の公開
当研究所の技術資料 TD-No.10「建築物の解体工事における外壁倒壊の防止対策」を発行・公開しました。
↓↓↓ 以下のリンク先で内容をご覧ください。 ↓↓↓
https://www.jniosh.johas.go.jp/publication/td.html
4. 令和7年度 労働安全衛生総合研究所 一般公開(清瀬地区)のお知らせ(第三報)
労働安全衛生総合研究所(清瀬地区)では、研究施設の一般公開(無料)を次の通り行います。先着200名様、オンライン申し込みが必要です。以下のリンク先のページより内容をご確認ください。
https://www.jniosh.johas.go.jp/announce/2025/open2025/index.html
●働く人の安全に関する研究施設公開(清瀬地区)
令和7年4月16日(水)13:00~16:45(受付時間:12:30~16:00)
【公開内容(予定)】
気体制御による静電気低減方法の研究
化学物内容質の爆発・火災危険性(可燃性液体への引火実験)
化学物質の危険性に対するリスクアセスメントの支援
–物質の爆発・発火特性をリスクアセスメントにどう生かすか?–
複合現実(MR)体験で高める労働安全の意識
仮設物の耐風性検討
負荷を受ける構造の変形
自律移動ロボットなど機械の安全対策
AIによる姿勢推定と腰痛リスク評価への応用
5. 登戸地区「令和6年度 研究所一般公開アーカイブ」の公開
過去に公開した研究紹介、デモ実験、ツール紹介などをご覧頂けます。
↓↓↓ 以下のリンク先で内容をご覧ください。 ↓↓↓
https://www.jniosh.johas.go.jp/announce/2025/open2025/index.html
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【194-2】コラム
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「ガスセンサによる可燃物貯蔵設備内の熱分解ガス検出—検出性能の評価—」
(化学安全研究グループ 主任研究員 水谷 高彰)
可燃性の固体や液体は、化学反応により可燃性ガス(熱分解ガス)を発生することがあるため、それらの貯蔵設備では爆発・火災の危険があります。爆発・火災による災害を防ぐには、貯蔵設備内に熱分解ガスの検出装置を設置することが有効です。ガス漏れ検知器は法令により設置や性能が定められていますが、可燃性の固体や液体の貯蔵設備内の監視では温度計測が主であり、ガスセンサを設置する例は少ないようです。しかし、くすぶり燃焼の段階で適切な対応を行えば被害を低減できた災害事例もあるため、当研究では幾つかの可燃性固体を加熱し、その熱分解ガスの検出能力について試験する方法を提案しました。
↓↓↓ 以下のリンク先で内容をご覧ください。 ↓↓↓
https://www.jniosh.johas.go.jp/publication/mail_mag/2024/194-column-1.html
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【194-3】労災疾病等医学研究普及サイトのご案内
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「治療と仕事の両立支援コーディネーターマニュアル」について
当機構では、治療就労両立支援センター・治療就労両立支援部が中心となって、全ての疾病を対象にした治療と仕事の両立支援に取り組んでいます。
この「治療と仕事の両立支援コーディネーターマニュアル」は、両立支援コーディネーターが両立支援業務を行う際に必要な基本スキルや知識に加え、事例紹介等、支援を実施する上で留意すべき事項などを記載しています。
当マニュアルは、医療従事者や企業の人事・労務担当者、産業保健スタッフの方々にも両立支援の基本的な取組方法がご理解いただけるように構成され、両立支援コーディネーター基礎研修のテキストとしても活用されています。当機構ホームページから無料ダウンロードが可能ですので、是非ご活用ください。
★両立支援コーディネーターマニュアルはこちら
https://www.johas.go.jp/ryoritsumodel/tabid/1047/Default.aspx
★両立支援コーディネーターについて知りたい方はこちら
https://www.research.johas.go.jp/ryoritsucoo/
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【ご注意】
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mailmag@s.jniosh.johas.go.jp
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