労働安全衛生総合研究所

安衛研ニュースNo. 166(2022-11-04)


* 本メールは労働安全衛生総合研究所に配信を登録された方に配信しています。
** 次回配信予定:2022年12月2日(毎月第一金曜日発行)
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目次
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【166-1】お知らせ
  1. 「令和四年度清瀬地区研究所一般公開」オンライン開催のご案内
  2. 令和四年度 安全衛生技術講演会 実施報告
  3. 化学物質管理にかかる改正労働安全衛生法令の紹介動画公開
  4. 労働安全衛生研究 Vol.15, No.1 の発行・公開
  5. INDUSTRIAL HEALTH Vol.60, No.5を発行・公開
  6. 「過労死等の実態解明と防止対策に関する総合的な労働安全衛生研究」 令和3年度 統括・分担研究報告書の発行・公開

【166-2】コラム
  1. 溶接継手と応力集中
      (機械システム安全研究グループ 上席研究員 本田 尚)

【166-3】労災疾病等医学研究普及サイトのご案内
  1. 「両立支援コーディネーター研修」について

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【166-1】お知らせ
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1. 「令和四年度清瀬地区研究所一般公開」オンライン開催のご案内

  当研究所では、令和4年度研究所一般公開について慎重に検討を重ねてまいりましたが、新型コロナウイルス感染症対策のため、研究所施設における実開催を行わず、労働安全衛生総合研究所ホームページによるオンライン開催を、清瀬地区、登戸地区について以下の日程で行うことをお知らせします。

 清瀬地区 令和4年12月2日(金)~12月9日(金)
 登戸地区 令和5年1月中旬(予定)

↓↓↓ 以下のリンク先で内容をご覧ください。
https://www.jniosh.johas.go.jp/announce/2022/open2022/index.html

2. 令和四年度 安全衛生技術講演会 実施報告

 令和4年9月28日(水)に安全衛生技術講演会をオンラインで開催いたしました。今年も多数のご参加をいただき誠にありがとうございました。当日の様子を下記URLにてご紹介しておりますので是非ご覧ください。

↓↓↓ 令和四年度 安全衛生技術講演会 実施報告 ↓↓↓
https://www.jniosh.johas.go.jp/publication/mail_mag/2022/166-1.html

3. 化学物質管理にかかる改正労働安全衛生法令の紹介動画公開

 化学物質管理にかかる改正労働安全衛生法令の紹介動画を公開しました。

↓↓↓ 以下のリンク先で内容をご覧ください。 ↓↓↓
https://www.jniosh.johas.go.jp/groups/ghs/arikataken_report.html

4.労働安全衛生研究 Vol.15, No.1 の発行・公開

 「労働安全衛生研究」は労働安全衛生分野全般を対象とした和文学術誌です。調査及び研究の成果発表の場を広く本分野の研究者、技術者、安全衛生担当者等に提供して、労働安全衛生に関する調査・研究の一層の振興を図ることを目的としています。

 ↓↓↓ 以下のリンク先で内容をご覧ください。(J-Stage) ↓↓↓
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/josh/15/2/_contents/-char/ja/

5.INDUSTRIAL HEALTH Vol.60, No.5を発行・公開

 当研究所の英文学術誌であるINDUSTRIAL HEALTH Vol.60, No.5を発行・公開しました。本号の論説では、イリノイ大学シカゴ校のデヴィッド・ヒンカンプ教授より、視覚・舞台芸術分野で働く人々の安全衛生問題を解説していただきました。
 原著として、新簡易ストレス調査票の中国語版尺度(日本、東京大学)、職場の心理学的安全性尺度(日本、筑波大学)、タイ農業労働者の暑熱関連疾病(タイ)などに関する論文が掲載されています。短報では、交代勤務看護師・助産師における対処行動と摂食に関する予備的な知見(オーストラリア)が示されています。現場報告では、韓国消防隊員の揮発性有機化合物ばく露評価のためのバイオロジカルモニタリングなどが扱われています。
 ご一読いただくとともに、皆さまの研究成果も積極的に投稿していただけますと幸いです。

 ご質問などがございましたら、本誌事務局( ihjim@h.jniosh.johas.go.jp )までお気軽にお問い合わせください。

↓↓↓ 以下のリンク先で内容をご覧ください。(J-Stage) ↓↓↓
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/indhealth/

6. 「過労死等の実態解明と防止対策に関する総合的な労働安全衛生研究」 令和3年度 統括・分担研究報告書の発行・公開

 上記報告書を発行・公開しました。

↓↓↓ 以下のリンク先で内容をご覧ください。(PDF) ↓↓↓
https://www.jniosh.johas.go.jp/publication/houkoku/houkoku_overwork_2022.pdf#zoom=100

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【166-2】コラム
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1.溶接継手と応力集中
 (機械システム安全研究グループ 上席研究員 本田 尚)

 一般にクレーンなど大型の鋼構造物は長期に渡って使用し、数十年使用することも珍しくありません。ところが、製鉄所における天井クレーンの破損事例を調査した結果によると、クレーンの経年損傷は稼働開始から概ね3年で発生し、10年で最も多く発生することが報告されています。損傷の種類は疲労損傷が最も多く、その多くは溶接部で発生しています。なぜ、溶接部にはこんなに早く疲労損傷が発生するのでしょうか。その原因の一つは、溶接部が「応力集中」という現象を避けられないことにあります。今回のコラムでは、応力集中という現象について解説するとともに、溶接部に発生する疲労損傷を軽減する方法について紹介します。

↓↓↓ 以下のリンク先で内容をご覧ください。 ↓↓↓
https://www.jniosh.johas.go.jp/publication/mail_mag/2022/166-column-1.html

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【166-3】労災疾病等医学研究普及サイトのご案内
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1. 「両立支援コーディネーター研修」について

 患者・家族が治療と仕事の両立を図る上で、多くの場合、医療と職域間の連携が必要ですが、実際の治療現場では職域との連携や協議に注力できるほどの自由度が乏しいといった理由から、十分な連携が機能しておらず、職場においても積極的な支援がなされていないというのが実情です。
 そこで、患者・家族と医師・МSWなど医療側と、産業医・衛生管理者・人事労務担当者など企業側の3者間の情報共有のためのコーディネーターの配置・養成が必要となります。
 そのため、将来的には治療と仕事の両立支援体制が確立できるよう、治療就労両立支援事業の一環として、労働者健康安全機構において研修事業を実施し、両立支援コーディネーターの養成を図ることとしています。

★「治療と仕事の両立支援体制の確立」の概念図はこちらです。(PDF)
https://www.johas.go.jp/Portals/0/data0/kinrosyashien/pdf/chiryo_syurou_ryoritusientaisei4.pdf

 令和4年度両立支援コーディネーター基礎研修については、令和3年度に引き続きオンライン形式で研修を開催いたします。(※計7回を予定しております。)
 各回の開催日程及び募集期間は以下のとおりです。
 (第1回~第5回の申込受付は既に終了していますが、第6回~第7回の開催日程は7月28日に公開しました。)
 応募多数の際は、先着順ではなく抽選を行いますので、受講を希望される回の募集期間内にご応募ください。

 ★令和4年度の両立支援コーディネーター基礎研修の日程はこちらです。
https://www.johas.go.jp/ryoritsumodel/tabid/2126/Default.aspx

<研修に関してのお問合せ>
「令和4年度両立支援コーディネーター基礎研修」申込事務局
TEL: 03-5966-5779(受付時間 10:00~17:00 ※土日祝日除く)
E-mail:johasryoritu2022@stage.ac

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