労働安全衛生総合研究所

安衛研ニュースNo. 158(2022-03-04)


* 本メールは労働安全衛生総合研究所に配信を登録された方に配信しています。
** 次回配信予定:2022年4月8日(第一金曜日が年度初日の為、次号発行は第二金曜日になります)
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目次
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【158-1】お知らせ
  1. 特定有期雇用職員(新技術安全研究グループ 調査研究業務の管理運営及び総合調整業務)の公募
  2. INDUSTRIAL HEALTH Vol.60, No.1 の発行・公開
  3. 令和3年度 災害調査報告書 の発行・公開

【158-2】コラム
  1. 爆発・火災に繋がる水の関わる化学反応の意外な危険性
      (化学安全研究グループ 任期付研究員 西脇 洋佑 )

【158-3】労災疾病等医学研究普及サイトのご案内
  1. 「早期復職」について

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【158-1】お知らせ
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1. 特定有期雇用職員(新技術安全研究グループ 調査研究業務の管理運営及び総合調整業務)の公募

 独立行政法人 労働者健康安全機構 労働安全衛生総合研究所は、特定有期雇用職員(新技術安全研究グループ 調査研究業務の管理運営及び総合調整業務)を公募します。

 ↓↓↓ 以下のリンク先で内容をご覧ください。 ↓↓↓
https://www.jniosh.johas.go.jp/jobs/kiyose_advanced_adjustment_220210.html


2. Industrial Health Vol.60, No.1 の発行・公開

 当研究所の英文学術誌であるINDUSTRIAL HEALTH Vol.60, No.1を発行・公開しました。
 本誌は今年で創刊60周年を迎えることになり、巻頭言では、この「還暦」からの意気込みを編集次長の高橋正也が述べています。
 本号には原著 6編が含まれ、消防士の個人保護具と熱傷(韓国)、作業環境測定のためのイオン移動度分析装置によるリアルタイム・ガスモニタリングシステム(安衛研:高谷一成研究員)、交代勤務で働く病院看護師の自律神経活動(トルコ)などについて新たな知見が示されています。ほかに、短報 1編(コロナ禍での麻酔科研修医の職業性ストレス、イタリア)、現場報告 1編(養殖漁業者の労働負担、ノルウェー)、編集者への手紙 1編(わが国における有給休暇のあり方、日本:高知大学)が掲載されています。
 ご一読いただくとともに、皆さまの研究成果も積極的に投稿していただけますと幸いです。

 ご質問などがございましたら、本誌事務局( ihjim@h.jniosh.johas.go.jp )までお気軽にお問い合わせください。

↓↓↓ 以下のリンク先で内容をご覧ください。
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/indhealth/(J-STAGE)

3. 令和3年度 災害調査報告書 の発行・公開

 当研究所では、災害調査実施後、一定の期間が経過し公表が可能となった調査内容については、同種災害の防止に関する視点から、企業の秘密や個人情報の保護に留意しつつ、研究所のホームページで公表しています。

 ↓↓↓ 以下のリンク先で内容をご覧ください。 ↓↓↓
https://www.jniosh.johas.go.jp/publication/saigai_houkoku.html


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【158-2】コラム
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1.「爆発・火災に繋がる水の関わる化学反応の意外な危険性」
 (化学安全研究グループ 任期付研究員 西脇 洋佑)

 地球は水の惑星とも呼ばれ、水は地球上の生命にとって欠かせないものです。そんな水ですが、一部の化学物質は水と接触すると大量の熱を放出する危険な化学反応を起こし、爆発・火災に繋がることがあります。水は雨を通じて飲み水となり、火事の時には火を消してくれる心強い味方ですが、いざ敵に回るとなると身の回りの至る所にあるので厄介な存在と言えます。そこで、そんな水の関わる注意すべき化学反応やそれに関わる化学物質を紹介します。

↓↓↓ 以下のリンク先で内容をご覧ください。 ↓↓↓
https://www.jniosh.johas.go.jp/publication/mail_mag/2021/158-column-1.html

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【158-3】労災疾病等医学研究普及サイトのご案内
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1. 「早期復職」について
 
 現在、がんはわが国における死因のトップであり、日本人の2~3人に1人は生涯の間にがんと診断されます。また、3人に1人は就労可能な年齢でがんと診断されており、がんと診断された後も仕事を続ける勤労者は、今後増えることが予想されます。
 がん患者が復職するために最も重要なことは、体力の維持・増進とされており、そのためには「運動療法」と「食事療法」が効果的と考えられています。
 平成30年7月から開始した本研究では、がん治療のために手術を受ける患者を対象として、持久力や筋力を強化する「運動療法」と、最適な蛋白質を摂取する「食事療法」を手術の前から一定期間実施します。退院後9週目まで血液検査や体力測定等を行うとともに、復職の状況を調査します。
 復職を目指すがん患者に行う「運動療法」と「栄養療法」で持久力や筋力の効率的な改善ができれば、患者の早期復職やキャリア維持および職業生活の維持に大きく寄与できると考えています。
 中間報告として、令和3年9月までに38例を収集しており、症例数の蓄積を継続しています。
 本研究の詳細については、「労災疾病等医学研究普及サイト」をご覧ください。
https://www.research.johas.go.jp/souki2018/index.html

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【ご注意】

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mailmag@s.jniosh.johas.go.jp まで

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ご返信いただきましても対応いたしかねますので、あらかじめご了承ください。
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