(独法)労働者健康安全機構 理事長 表彰について
当機構では、研究等の推進について顕著な功績のあった者を表彰し、その功労に報いることにより、職員全体の志気の高揚、優秀な人材の確保等による労働安全衛生研究の活性化を図ることを目的として、毎年度、「労働安全衛生研究に係る表彰」を行っています。
令和元年11月8日に開催された授賞式で、理事長(研究試験企画調整担当理事が代読)より表彰状が授与されました。
表彰された研究員とその表彰理由は下記の通りです。
今後も、当機構としては、労働安全衛生研究に意欲的に取り組み、行政政策の推進に必要な科学的エビデンスの提供に貢献した職員を評価し、その功労に報いる表彰を継続していくこととしております。
所属 | 研究者氏名 | 表彰理由 |
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化学安全研究グループ 統括研究員・部長代理 | 八島 正明 | 産業現場での爆発・火災に関する一連の研究により、労働安全分野への学術面に多大な貢献をした。 また、産業現場の爆発・火災に関し、厚生労働省の要請に基づく各種の災害調査に取り組み、その結果報告書が災害防止のための行政通達に活用されるなど労働安全政策にも多大な貢献をした。 以上の功績は、労働安全研究の推進と、行政政策への貢献という労働者健康安全機構の組織目的に合致しており、表彰をするにふさわしいものと認められた。 |
産業毒性・生体影響研究グループ 研究員 | 豊岡 達士 | 化学物質ばく露については、胆管がんや膀胱がんの集団発生といった深刻な事案が頻発しており、社会問題となっている。このため、産業現場で使用されている化学物質に着目し、その毒性メカニズムの解明に取り組んだ研究は、化学物質ばく露による職業がん防止のための科学的エビデンスとしても期待される。また、本研究に係る論文がジャーナルの表紙に選定されるなど学術面の評価も高い。 以上の功績は、労働衛生研究の推進と、行政政策への貢献という労働者健康安全機構の組織目的に合致しており、表彰をするにふさわしいものと認められた。 |
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理事長表彰 授賞式 |

受賞者記念撮影
((独法)労働者健康安全機構 研究試験企画調整課)