労働安全衛生総合研究所

安衛研ニュースNo. 114 (2018-05-11)


* 本メールは労働安全衛生総合研究所に配信を登録された方に配信しています。
** 次回配信予定:2018年6月1日(毎月第一金曜日発行)

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目次
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【114-1】お知らせ
  1. 平成30年度 労働安全衛生総合研究所一般公開 を実施しました
  2. 平成30年度 安全衛生技術講演会のご案内(第一報)
  3. Industrial Health Vol.56 No.2 の発行・公開
  4. リーフレット「テールゲートリフターを安全に使用するために」の発行
  5. 労災疾病等医学研究普及サイトのご案内–「運動器外傷診療の集約化による治療成績向上と早期社会復帰を目指した探索的研究」について
  6. 労災疾病等医学研究普及サイトのご案内–「労働者の睡眠、疲労、うつ、生活習慣病および慢性の痛み(頭痛、腰痛)に関する調査研究」について

【114-2】コラム
  着火火災の原因となる液体の静電気帯電現象
  (電気安全研究グループ 任期付き研究員 遠藤雄大)

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【114-1】お知らせ
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1.「平成30年度 労働安全衛生総合研究所一般公開 を実施しました
  4月18日(水)及び22日(日)に、清瀬地区と登戸地区で一般公開をそれぞれ実施しました。たくさんの皆様にお越し頂きました。有難うございました。公開の様子をわかりやすくまとめた記事と写真を以下でご紹介しております。

↓↓↓ 以下のリンク先で内容をご覧ください。
https://www.jniosh.johas.go.jp/publication/mail_mag/2018/114-1-1.html(清瀬地区)

https://www.jniosh.johas.go.jp/publication/mail_mag/2018/114-1-2.html(登戸地区)


2. 平成30年度 安全衛生技術講演会のご案内(第一報)
 当研究所の労働安全衛生分野における研究成果を企業の安全衛生担当者や安全衛生業務に従事している方々などにお伝えし、当研究所の最先端の研究成果や知見を安全衛生水準の向上に役立てていただくことを目的に、今年度も「安全衛生技術講演会」を東京(9月25日(火))、大阪(10月2日(火))の2ヶ所で「化学物質等による災害を防止するには」をテーマに開催いたします。
 開催時間は、いずれの会場も10時–16時です。参加申し込み方法については追ってこのメルマガ等でご案内いたします。プログラムの詳細につきましては下記のURLでご確認ください。

↓↓↓ 以下のリンク先で内容をご覧ください。
https://www.jniosh.johas.go.jp/announce/2018/kouen.html


3. Industrial Health Vol.56 No.2 の発行・公開
 巻頭言では、英国ラフボロー大学のKen C. Persons教授(本誌顧問編集委員)より、職場の物理的環境と生産性に関するISO基準を解説していただきました。総説では、オランダの公衆衛生・環境研究所と安衛研との共著として、医療機器による電磁界の職業ばく露が議論されています。原著では、交代勤務と自律神経機能(ノルウェー)、ガソリンスタンド労働者のベンゼンばく露に伴う遺伝毒性 (エジプト)、低濃度有害化学物質のにおいを条件刺激とした嫌悪条件づけ手続き(安衛研)などについて新しい知見が示されています。短報としては、健康診 断後の受診勧告に対するアドヒアランスの関連要因(日本)や欧州連合における職業性燃え尽き症候群(チェコスロバキア)などが公表されています。  ご一読いただくとともに、皆さまの研究成果も積極的に投稿していただけますと幸いです。  ご質問などがございましたら、本誌事務局( ihjim@h.jniosh.johas.go.jp )までお気軽にお問い合わせください。

↓↓↓ 以下のリンク先で内容をご覧ください。
https://www.jniosh.johas.go.jp/en/indu_hel/2018.html


4. リーフレット「テールゲートリフターを安全に使用するために」の発行
 テールゲートリフター(TGL)と呼ばれるトラック荷台後部に袈装された荷役省力装置の使用時に労働災害が発生していることから、当研究所と厚生労働省はリーフレット『テールゲートリフターを安全に使用するために 2ステップで学ぶ 6基本&11場面別ルール』を作成しました。本リーフレットはTGL取扱いに際しての基本的な6つのルールと、種々の使用場面に応じた11のルールを記載し、これらのルールを守っているかをチェックできるようになっています。
TGL取扱いの基本マニュアルとしてご活用ください。

↓↓↓ 以下のリンク先で内容をご覧ください。 ↓↓↓
https://www.jniosh.go.jp/publication/houkoku/houkoku_2018_01.html


5. 労災疾病等医学研究普及サイトのご案内
–「運動器外傷診療の集約化による治療成績向上と早期社会復帰を目指した探索的研究」について
 当機構では労働災害の発生状況や行政のニーズを踏まえ、労災補償政策上重要なテーマや新たな政策課題について、時宜に応じた研究に取り組んでいます。
「労災疾病等医学研究普及サイト」では、これまで実施してきた研究成果について掲載しています。

 今回は、研究テーマ「運動器外傷機能再建」について紹介します。この研究は交通事故や労災事故等による四肢長管骨骨折(上腕骨・橈骨等)、骨盤骨折等の運動器外傷に関する登録制度を確立するとともに、得られた疫学的データを分析し、運動器外傷診療の現状を把握することで今後の運動器外傷診療の指標を作成すると同時に、運動器外傷診療体制の改善に向けた提言を行うことを目的としています。

↓↓↓ 詳細は以下のとおりです。 ↓↓↓
http://www.research.johas.go.jp/undouki/index.html


6. 労災疾病等医学研究普及サイトのご案内
–「労働者の睡眠、疲労、うつ、生活習慣病および慢性の痛み(頭痛、腰痛)に関する調査研究」について
 今回は、研究テーマ「メンタルヘルス」についてご紹介します。不眠やメンタルヘルス不調との関連が示唆される高血圧、糖尿病、メタボリックシンドローム等の生活習慣病や頭痛、腰痛の有無と睡眠・うつ・疲労との相関関係について5,000人規模の調査を行った結果、不眠に悩む人ほど疲労感が強く、うつ傾向も強いことが示されました。また、高血圧や糖尿病、メタボリックシンドロームといった生活習慣病と頭痛、腰痛がある労働者はいずれも健康な人より不眠の程度が強いことが示されました。

↓↓↓ 詳細は以下のとおりです。 ↓↓↓
http://www.research.johas.go.jp/22_mental/thema02_03.html


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【114-2】コラム
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着火火災の原因となる液体の静電気帯電現象
  (電気安全研究グループ 任期付き研究員 遠藤雄大)
 近年でも、可燃性有機溶剤を取り扱う施設において、液体の静電気帯電が原因とみられる火災・爆発事故が後を絶ちません。液体が帯電することで、様々なかたちの静電気放電が発生し、周囲に存在する可燃性混合気を着火させ、火災・爆発を引き起こす可能性があります。当コラムでは、液体を輸送、充填する際にどのような静電気帯電現象が起こるのか解説します。

↓↓↓ 以下のリンク先で内容をご覧ください。 ↓↓↓
http://www.jniosh.johas.go.jp/publication/mail_mag/2018/114-column-1.html


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