労働安全衛生総合研究所

安衛研ニュースNo. 53 (2013-01-11)

* 本メールは労働安全衛生総合研究所に配信を登録された方に配信しています。
* 次回配信予定:2013年2月1日(毎月第一金曜日発行)
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目次
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【53-1】新年の御挨拶『巳年を迎えて』
  (独立行政法人労働安全衛生総合研究所 理事長 前田 豊)

【53-2】お知らせ
 1.労働安全衛生総合研究所年報(平成23年度)の公開
 2.INDUSTRIAL HEALTH Vol.50 No.6の公開
 3.特別研究報告SRR-No.42の公開
 4.アンケート結果の御報告

【53-3】コラム
1.『エレベーターの危険性
   -戸が開いた状態で動き出すエレベーター等の危険性(前編)-』
  (機械システム安全研究グループ 任期付研究員 岡部 康平、
       上席研究員 芳司 俊郎、上席研究員 池田 博康)

2.『国際産業安全衛生シンポジウム2012(ISISH2012)に参加して』
  (機械システム安全研究グループ 上席研究員 清水 尚憲)

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【53-1】新年の御挨拶『巳年を迎えて』
(独立行政法人労働安全衛生総合研究所 理事長 前田 豊)
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 巳年が始まりました。

 前回の巳年は2001年、21世紀が始まった年でした。1月の省庁再編成により我々の研究所は労働省附属から厚生労働省附属となり、続いて4月には独立行政法人となりました。そして5年後には2つの研究所が統合し、さらにいわゆる省内事業仕分けや数度の再統合話など、振り返れば激動の12年間であったと感慨を禁じ得ません。

 しかし、我々の使命が「働く人の命と健康を守る研究」であることは一貫したものであります。昨年暮れの天皇誕生日には、陛下が「放射能汚染の除去や石綿の含まれるがれき撤去など、危険と向き合った作業に携わる人々の健康が心配です」と気遣われたと報道されています。我々も震災復旧関連の安全衛生問題にはしっかりと対応してまいる所存です。

 一方、昨年はトンネル災害や爆発災害、胆管癌発症など、大きな災害・疾病の発生が続きました。第三次産業での災害対策をはじめ急ぐべき課題も残されています。課題は多く力は足りませんが、精一杯の努力を続けたいと思う次第です。

 研究所の今後もまだ不透明な状況が続きます。しかしどのような局面にあっても我々が戦う相手とは、災害・疾病を引き起こそうと潜んでいる「魔物」なのだということは忘れないようにしたいものです。


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【53-2】お知らせ
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1.労働安全衛生総合研究所年報(平成23年度)の公開
 当研究所の業務報告書である労働安全衛生総合研究所年報(平成23年度)が発行・公開されました。

↓↓↓ 以下のリンク先で内容を御覧ください。 ↓↓↓
hhttps://www.jniosh.johas.go.jp/publication/ar.html


2.INDUSTRIAL HEALTH Vol.50 No.6の公開
 当研究所の刊行物であるIndustrial Health誌第50巻第6号が発行・公開されました。

↓↓↓ 以下のリンク先で内容を御覧ください。 ↓↓↓
https://www.jniosh.johas.go.jp/en/indu_hel/index.html


3.特別研究報告SRR-No.42の公開
 当研究所の刊行物である特別研究報告SRR-No.42が発行・公開されました。

SRR-No.42-1 災害復旧工事における労働災害の防止に関する総合的研究
SRR-No.42-2 蓄積性化学物質のばく露による健康影響に関する研究
SRR-No.42-3 メンタルヘルス対策のための健康職場モデルに関する研究
SRR-No.42-4 健康被害が懸念される産業化学物質の毒性評価に関する研究
SRR-No.42-5 多軸全身・多軸手腕振動ばく露における人体への
                心理・生理影響の評価方法に関する研究

↓↓↓ 以下のリンク先で内容を御覧ください。 ↓↓↓
https://www.jniosh.johas.go.jp/publication/srr.html#srr2012


4.アンケート結果の御報告
 前号のアンケート結果を御報告いたします。

↓↓↓ 以下のリンク先で内容を御覧ください。 ↓↓↓
https://www.jniosh.johas.go.jp/mail-mag/2013/53-enquete.html


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【53-3】コラム
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1.『エレベーターの危険性
   —戸が開いた状態で動き出すエレベーター等の危険性(前編)—』
  (機械システム安全研究グループ 任期付研究員 岡部 康平、
       上席研究員 芳司 俊郎、上席研究員 池田 博康)

 2006年に発生した死亡事故を受けて再発防止策が講じられてきたエレベーターですが、再発が疑われるような同様の死亡事故が昨年大きく報じられました。事故の原因はいまだ特定されておらず、エレベーターの利用を不安に感じる方は多いかと思います。 このコラムでは、エレベーターの基本的な構造に起因する「上昇する危険性」とその対策の現状を今月号と来月号に分けて紹介します。今回はエレベーターの釣合構造に起因して上昇する危険性とその危険性に対する安全管理や安全装置について紹介します。

↓↓↓ コラムの全文は以下のリンク先で御覧ください。 ↓↓↓
https://www.jniosh.johas.go.jp/mail-mag/2013/53-column.html


2.『国際産業安全衛生シンポジウム2012(ISISH2012)に参加して』
  (機械システム安全研究グループ 上席研究員 清水 尚憲)

 平成24年11月14日から15日までの間、当研究所と研究協力協定を行っている韓国の大学等との研究交流を目的として、国際産業安全衛生シンポジウム2012(ISISH2012)が韓国国立ソウル科学技術大学校で開催されました。

↓↓↓ コラムの全文は以下のリンク先で御覧ください。 ↓↓↓
https://www.jniosh.johas.go.jp/mail-mag/2013/53-column-2.html


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