安衛研ニュースNo. 164(2022-09-02)
* 本メールは労働安全衛生総合研究所に配信を登録された方に配信しています。
** 次回配信予定:2022年10月7日(毎月第一金曜日発行)
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目次
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【164-1】お知らせ
- INDUSTRIAL HEALTH Vol.60 No.4 の発行・公開
- <今月開催>「令和4年度 安全衛生技術講演会」(最終のご案内)
【164-2】コラム
- 建設工事における設計段階からの安全配慮に関するBIM/CIMの活用例
(建設安全研究グループ 上席研究員 吉川 直孝)
【164-3】労災疾病等医学研究普及サイトのご案内
- 「勤労者医療フォーラム」について
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【164-1】お知らせ
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1. INDUSTRIAL HEALTH Vol.60 No.4 の発行・公開
当研究所の英文学術誌であるINDUSTRIAL HEALTH Vol.60, No.4を発行・公開しました。
巻頭言では、痛みに関する国際的な定義の変更に従って、①侵害受容性疼痛、②神経障害性疼痛、③痛覚変調性疼痛の中でも、職業性腰痛における③の概念の意義を、東京大学医学部附属病院22世紀医療センターの松平浩先生が解説しています。
この号は「柔軟な働き方と安全衛生」に関する特集号となります。ゲストエディターである本誌編集委員の横山和仁先生ほかのご尽力により、原著6編が掲載されました。取り上げられた主なテーマは以下の通りです:柔軟な勤務体制に伴うバーンアウトと主観的健康度の低下(日本、国際医療福祉大学)、在宅勤務時の作業環境と姿勢(杜唐慧子・人間工学研究グループ研究員)、在宅勤務の管理方策(オーストラリア)、在宅勤務に伴う心理的不調の性差(米国)、コロナ禍でのギグワーカーにおける労働災害(日本、産業医科大学)。
また、本号には通常号論文として原著3編も含まれています(新型コロナワクチン接種躊躇と抑うつ症状に関する縦断調査[日本、東京大学]、労働安全衛生総合研究所職域コホート研究の紹介[佐藤ゆき・産業保健研究グループ研究員]など)。
ご一読いただくとともに、皆さまの研究成果も積極的に投稿していただけますと幸いです。
ご質問などがございましたら、本誌事務局( ihjim@h.jniosh.johas.go.jp )までお気軽にお問い合わせください。
↓↓↓ 以下のリンク先で内容をご覧ください。
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/indhealth/(J-STAGE)
2. <今月開催>「令和4年度 安全衛生技術講演会」(最終のご案内)
当研究所では、労働安全衛生に関する研究成果を皆様にわかりやすくご紹介するため、令和四年度 安全衛生技術講演会(参加無料)を令和4年9月28日(水)にオンラインにて開催致します。
ご参加には事前申込みが必要です。お手数ですが下記のURLから「参加登録」をお願いします。
また、講演プログラム、参加申込み方法、オンライン接続の方法、お問合せ先など関連情報を下記でご案内しております。
皆様どうぞお気軽にご参加ください。心よりお待ちしております!
↓↓↓ 以下のリンク先で内容をご覧ください。 ↓↓↓
https://www.jniosh.johas.go.jp/announce/2022/kouen.html
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【164-2】コラム
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1.建設工事における設計段階からの安全配慮に関するBIM/CIMの活用例
(建設安全研究グループ 上席研究員 吉川 直孝)
最近の建設工事では、設計図面が3D化したBIM(Building Information Modeling)またはCIM(Construction InformationModeling)により作成されている場合が多いです。そのような状況の中、平成28年制定の「建設工事従事者の安全及び健康の確保の推進に関する法律」では「設計段階においても、建設工事の現場の施工条件を十分に調査した上で、建設工事従事者の安全及び健康の確保に配慮した施工方法等を検討することが重要である。」と記載されています。
このように、設計段階からBIM/CIMを活用した工事安全は国内外で広まりつつあります。本コラムでは、上記した法律、基本的な計画を受けて、当研究所において調査・研究を進めている内容を御紹介したいと思います。
↓↓↓ 以下のリンク先で内容をご覧ください。 ↓↓↓
https://www.jniosh.johas.go.jp/publication/mail_mag/2022/164-column-1.html
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【164-3】労災疾病等医学研究普及サイトのご案内
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1. 「勤労者医療フォーラム」について
当機構では、労災病院治療就労両立支援センターをはじめとした医療機関の取組状況、産業保健スタッフや人事労務担当者等事業場の取組状況及び国の行政施策等を踏まえて、今後の治療と仕事の両立支援のあり方の検討を行うことを目的として、「勤労者医療フォーラム」を開催しております。当フォーラムに、治療に携わる医療関係者、産業医等の産業保健スタッフ、職場関係者及び患者さんご本人又はそのご家族の方など、多くの方々にご参加いただいております。
がんの両立支援に関する当フォーラムは毎年度開催しており、今年度は10月8日(土)に開催する予定としております。
また、新型コロナ感染症状況次第ではございますが、令和5年2月12日(日)に名古屋のミッドランドホールにて「就労と糖尿病治療の両立」も開催する予定です。
なお、フォーラムの開催予定については、ホームページにて情報公開いたしますので、労災疾病普及サイトをご覧ください。
https://www.research.johas.go.jp/kinrouforum/forumA.html
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