労働安全衛生総合研究所

研究員の受賞について(化学安全研究グループ 八島 正明)

 当研究所の化学安全研究グループ部長代理 八島 正明 による「産業現場における爆発・火災に関する一連の研究」に対して、令和元年5月25日に行われた日本火災学会令和元年度定時総会におきまして、日本火災学会賞(平成31年度)が授与されました。この学会賞は、火災科学の進歩発展に貢献する優秀な業績に対して与えられるものです。

 八島は、東京大学大学院において博士の学位を取得後、産業安全研究所(現 労働安全衛生総合研究所)にて爆発・火災の研究に着手し、粉じんあるいは粒状可燃性物質の爆発性や燃え拡がりの研究、産業現場における爆発・火災の原因究明などを行い、得られた成果を精力的に論文や記事として投稿し、平成17年度には同会の内田奨励賞を受賞しました。その後も同会の理事を務めたほか、火災誌の編集や火災便覧第4版の発行などにも従事し、同会の学会活動に邁進しております。以上のことが日本火災学会賞にふさわしいと認められ、今回の表彰に至ったものです。


受賞する八島研究員

表彰状を手にする八島部長代理(右)


刊行物・報告書等 研究成果一覧