労働安全衛生総合研究所

産業衛生学雑誌 優秀論文賞受賞

 当研究所の人間工学・リスク管理研究グループ 奥野勉部長が、公益社団法人日本産業衛生学会の「産業衛生学雑誌 優秀論文賞」を受賞しました。この賞は、優秀な研究を奨励し、産業衛生学の発展に寄与することを目的に、産業衛生学雑誌に掲載された優れた論文の著者に授与されるものです。
 受賞論文では、クリスタルガラス製品を製造する作業現場において、炉の内部および高温の素材が発生するブルーライトを測定することによって、その網膜に対する有害性の強さを調べ、さらに、有害性の強さと光源の温度の関係について考察しています。

 受賞の対象となった論文は以下のとおりです。
論文名:「クリスタルガラス製品の製造に伴って発生するブルーライトの有害性」(原著)
著者名:奥野 勉,上野 哲,小林祐一,神津 進
掲載号:産業衛生学雑誌 55 巻3 号 p. 85-89

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