改善例 (b)ディスプレイ
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I. アクションチェックポイント
II. パソコン作業による疲れの原因
III. アクションチェックポイントの活用方法
IV. 改善例
a. 空調
b. ディスプレイ
c. パソコン作業時間
d. 入力機器
e. 椅子と机
f. 作業スペース
g. コミュニケーション
V. 疲れにくいパソコン作業の早見表
症状と原因 画面の明るいところと暗いところの差(コントラスト)が大きいと、眼の調節機能に負担がかかり、眼がよけいに疲れてしまいます。また、画面の位置が高すぎると眼を大きく開くことになるので涙の蒸発量が増えてドライアイとなり、眼が疲れてしまいます。逆に画面の位置が低すぎると、首を大きく曲げた姿勢や顔を前に突き出す姿勢(前傾姿勢)になり、首や肩、腰が疲れてしまいます。

改善策  
照明や外の光が映り込まないように、画面 の向きや角度を調節しましょう。
窓にブラインドやカーテンを取り付けたり、照明にルーバやカバーを取り付けたりして、光が画面 に映りこまないようにしましょう。
書類やキーボードなどの水平面では、新聞が楽に読める程度(300 lx以上)の明るさが必要です。暗すぎる場合は、補助照明を用いましょう。
室内照明と部屋に入ってくる光の量の調節 画面の向きや角度の調節
室内照明と部屋に入ってくる光の量 の調節 画面の向きや角度の調節

画面の輝度や文字の大きさなども見やすく調整しましょう。
デスクトップ型コンピュータの画面は、上端が眼の位 置と同じかやや低くなるように設定しましょう。ノート型コンピュータの画面 は、顔と正対するように角度を調節しましょう。
眼と画面の距離は、40cm以上とるようにしましょう。
眼鏡を使用する場合は、焦点距離を眼とディスプレイ間の距離(40〜50cm)に合わせた近用眼鏡(コンピュータ作業用眼鏡)を使用しましょう。

ノート型
デスクトップ型
画面 の高さと角度調節