過労リスクを評価する「過労徴候しらべ」調査票の紹介
【English】
■ 過労死等防止調査研究センターの成果の一部として、過労リスクを評価するための調査票
「過労徴候しらべ(Excessive Fatigue Symptom Inventory; EFSI)」を公開いたします。
英語版解説動画(YouTube JNIOSHチャンネル)
■ 基本的には26項目の合計得点を算出してご使用ください。身体上の症状(1~16)と行動上の症状(17~26)に分けて解析していただくことも可能です。本調査票は現在、開発の途中ということもあり、現時点ではカットオフポイントはございません。
■ 「過労徴候しらべ」の使用は無料です。本調査票を用いて学会発表や論文執筆をされる際には下記の論文を引用ください。また、本調査票は病気の診断ができるものではありません。あくまで過労リスクを評価するためのツールとして、過重労働面談や職場の環境改善等にお役立てください。
■論文:Kubo T, Matsumoto S, Sasaki T, Ikeda H, Izawa S, Takahashi M, Koda S, Sasaki T, Sakai K. Shorter sleep duration is associated with potential risks for overwork-related death among Japanese truck drivers: use of the Karoshi prodromes from worker's compensation cases. Int Arch Occup Environ Health. 2021 Jul;94(5):991-1001. doi: 10.1007/s00420-021-01655-5.
■論文URL:https://link.springer.com/article/10.1007%2Fs00420-021-01655-5
■「過労徴候しらべ」担当者:久保智英、松元俊、池田大樹
■お問い合わせ先メールアドレス:fatigue@h.jniosh.johas.go.jp