労働安全衛生総合研究所

ナノテク取り扱い職場の現場例 その1 フラーレン加工

 当研究所では、ナノテクノロジー関連作業において、労働者がナノ材料に曝露する可能性について、調査・研究をおこなっています。2008年7月現在で、3社の4事業場(9カ所)の現場測定を行い現在結果解析中です。ナノテクノロジー関連産業は、競争が激しい最先端産業であるため、作業現場には製造のノウハウ等・他社に公開していない情報が多数存在しており、現場の実態公表も、これら企業秘密などとの関係で難しい面があります。

 しかし、現在すでにナノ材料の製造・取り扱いを行っている企業は、高度な技術を持つ企業ばかりであり、その企業で行われている作業は、ナノ材料取り扱いを安全に行うための参考事例として貴重なデータです。そこで、相手方企業の了承を得たうえで、公開することとしました。


 

報告書全文[PDF:3,437KB]


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