平成28年度厚生労働省子ども見学デーに参加!
1 はじめに
子ども霞が関見学デーは、文部科学省をはじめとした各府省庁が連携し、親子のふれあいを深め、子どもたちが夏休みに広く社会を知る体験活動の機会とするとともに、併せて各府省庁等の施策に対する理解を深めてもらうことを目的として毎年実施されています。
厚生労働省では、7月27日及び28日の2日間にわたって実施され、独立行政法人労働者健康安全機構労働安全衛生総合研究所(以下「安衛研」という。)は、「着けてひんやり、熱中症を防ぐクールベスト。つけて安心、安全帯。-安全で健康に働くための工夫-」のプログラムに協力団体として参加しました。
安衛研の会場には、2日間で延べ1,016名を超える皆様が来場し、各プログラムに参加いただくとともに、研究所のリーフレットの配布、ポスター展示等により安衛研の役割、研究内容などについて紹介し、PRを行いました。
2 プログラムの概要
安衛研が協力団体として参加したプログラムは、次の内容で実施しました。また、プログラムの企画及び運営につきましては、公益社団法人日本保安用品協会の皆様方に多大なるご協力をいただき感謝申し上げます
- ハーネス型安全帯の着用体験
- クールベスト等の着用体験
- 防護服等の着用体験
- 防じんマスクの着用体験及び漏れ率測定
- 安衛研紹介コーナー(リーフレット、ポスターによる安衛研のPR)
3 見学デーの様子
1) ハーネス型安全帯の着用体験
第12次労働災害防止計画でも普及させることとされている、墜落時に衝撃の少ないハーネス型安全帯の着用体験をしていただきました。なお、協力団体の皆様に、今回のプログラム用に特別に子供用のハーネス型安全帯(世界初!?) を作製していただきました。





2) クールベスト等の着用体験
熱中症予防のためのクールベストなどの着用体験をしていただきました。冷却材を入れるタイプ、ファンで空気を送り込むタイプ、圧縮空気を送り込むタイプの展示、説明を行いました。実際に着用していただきました。





3) 防護服等の着用体験
石綿除去などで使用する防護服や切創防止用等の保護手袋の着用体験をしていただきました。






4) 防じんマスクの着用体験、漏れ率測定
電動ファン付きマスクなどの着用体験や、防じんマスクの漏れ率測定などを体験していただきました。





5) 安衛研紹介コーナー(リーフレット、ポスターによる安衛研のPR)他
来場者の皆様に安衛研リーフレットを配布するとともに、子どもにも分かりやすいポスターを作成し、安衛研の研究のPRを行いました。





ご来場の皆様には、大変お暑いところを足を運んでいただき、ありがとうございました。安全帯、クールベスト、防護服、防じんマスクの着用など、実際に体験して目を輝かせるお子さんたちが印象的で、担当した研究員、職員にも大変貴重な経験となりました。