平成21年度 表彰対象論文・著者
平成21年度 表彰対象論文・著者
産業安全分野
タイトル | Prevention criteria of electrostatic ignition by a charged cloud in grounded tanks |
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著者 | 大澤敦(電気安全研究グループ上席研究員) |
掲載雑誌 | Journal of Electrostatics 2009年5月号 280-284頁 |
インパクトファクター | 1.40(5年平均インパクト・ファクター2008) |
論文の概要 | 150,000立方メートルまでの円筒接地タンクに対して、空間電荷雲より着火性放電が生成するための条件を包括的に計算して、これを防止するための条件(電荷密度と側壁電界)をタンク半径の関数として導出した。 |
労働衛生分野
タイトル | Musculoskeletal pain and night-shift naps in nursing home care workers |
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著者 | 高橋正也(作業条件適応研究グループ上席研究員) 岩切一幸(有害性評価研究グループ主任研究員) 外山みどり(研究企画調整部上席研究員) 平田衛(作業条件適応研究部長、現関西労災病院環境医学研究センター 医師) |
掲載雑誌 | Occupational Medicine 59巻 第3号197-200頁 |
インパクトファクター | 1.09(3年平均インパクト・ファクター2008) |
論文の概要 | 夜勤中にとる仮眠は眠気や疲労の軽減に役立つと知られているが、筋骨格系障害との関連は明らかではない。高齢者介護施設で働く介護労働者66名を対象に、夜勤中仮眠の頻度と身体各部の痛みとの関連を調べた。その結果、過去1ヶ月の夜勤において仮眠を50%以上(夜勤2回に1回以上)とった群は他の群より、腕と脚の痛み得点が有意に低かった。腰の痛み得点に有意な群間差はなかった。 |